DVD Filckの使い方と日本語版のダウンロード方法
- 鈴川 霧
- 2022-09-01
專門的な無料DVD作成ソフトを検索すると、おすすめの記事で有名な「DVD Flick」がよく言われています。数多くの動画フォーマットとDVDの映像データの形式変換に対応し、シンプルなインターフェースで使い方も分かりやすいですので、「DVD Flick」はDVD作成ソフトという時の定番とも言えます。
でも、簡単に使える「DVD Flick」は開発・更新が停止した海外無料ソフトですので、利用中には不明のエラーが頻繁に発生する可能性もあります。そのため、この記事では日本語版DVD Flickの使い方とダウンロード方法を説明しながら、「DVD Flick」よりも強力かつ便利なDVD作成ソフトをお勧めします。
一、DVD Filckとは?
「DVD Flick」は無料DVD作成ソフトの中でも簡単な操作と專門的な機能によって大人気と大好評を博しているDVDオーサリングソフトです。豊富な機能を持ちながら、各種の動画形式をDVDのコンテンツに変換することができます。有名な「ImgBurn」と連携したら、 DVD ライティング機能も搭載しています。

DVD Filckの主な機能や特徴
- 幅広い形式の動画ファイルをDVDデータに変換する機能を持つ
- MP4・MKV・AVI・FLV・MOV・WMVなど豊富な動画フォーマットに対応
- ライティングのほかにDVDメニュー作成・チャプター設定機能も持つ
- 字幕や音声の多重化・ISOイメージファイル作成に対応
- 中身には無料ライティングソフト「ImgBurn」が備わっている
- 完全無料のDVDオーサリングソフト
- 日本語版を利用するために日本語化が必要
二、DVD Filckの日本語版をダウンロードする方法
DVD Flickの英語版というとネット上の無料ソフトまとめサイトを活用すれば簡単にダウンロードできます。ダウンロードページでDVD Flickの「ダウンロード」を押して、インストール用「dvdflick_setup_1.3.0.9.exe」をパソコンに保存します。次に「dvdflick_setup_1.3.0.9.exe」を実行してインストール作業を始めます。
ステップ1、DVD Flickのセットアップ開始画面で「Next」を押します。

ステップ2、次に「DVD Flickの使用許諾契約書」画面で「I accept the agreement」(同意する)を選んで「Next」を押します。

ステップ3、次の「インストール先指定」画面でインストール先としてのフォルダを設定します。

ステップ4、次に「プログラムグループの指定」画面でソフトのプログラムショートカットを作成してください。

ステップ5、次に追加タスク画面で追加設定を選択してください。
「Create a desktop icon」(デスクトップにショートカットアイコンを作成する )
「Associate with DVD Flick Project files」(「DVD Flick」のプロジェクトファイルを関連付ける)

ステップ6、では、最終確認画面で「Install」(インストール)を押して、インストールを開始してください。

ステップ7、インストールが完成する前に、「情報」画面が表示されます。ソフト画面での情報を参考にして、もう一度「Next」を押します。

最後に「DVD Flick v2 セットアップウィザードの完了」が表示されます。これでインストール完了です。「Finish」(完了)を押してDVD Flickのセットアップを終了させてください。インストール済みの「DVD Flick」を押してDVD作成作業を試しましょう。

DVD Flickの日本語版について
DVD Flickの公式サイトでは日本語版が提供されていませんが、DVD Flickは元々日本語化バージョンがあります。それをダウンロード・インストールしたら、自動的に日本語版として表示されます。
しかし、不明の原因によって2022年の現時点においてDVD Flick日本語化バージョンのダウンロード先がアクセスできません。そのため、日本語版のDVD Flickも現在ダウンロードできなくなります。

もしどうしても日本語に対応するDVD作成ソフトを利用したいなら、DVD Flickの代わりとして「VideoByte DVD 作成」を使ってみてください。もし英語版のDVD Flickでも構わないと考えている方ならば、下記のDVD Flickのチュートリアルを参考にして、手元の動画ファイルをDVDデータに変換して、DVDディスクに書き込んでみましょう。
三、DVD Filckの使い方:動画をDVDに書き込む
インストールしたDVD Flickを起動し、そして下記の操作手順によって動画ファイルをDVDに作りましょう。
ステップ1、右側の「タイトル追加」でプロジェクトにタイトルをつけて、変換したい動画ファイルをソフトに入れて、DVDの作成を始めましょう。次にプロジェクトのタイトルを編集して、詳細な設定オプションによってDVDのチャプター・サブタイトル・オーディオトラック・メニューなどを追加してください。

ステップ2、変換前の設定が完了したら、動画をDVDに変換することです。ちなみに、変換前にDVDファイルの保存先としてのフォルダも選択してください。DVDデータはほとんどファイルサイズが大きいですので、空き容量の多いドライブを選ぶことをお勧めします。

ステップ3、動画データをDVDデータに変換したら、DVD Flickの搭載したImgBurnを活用してそのDVDデータをDVDディスクに書き込む必要があります。そのため、次には無料DVD書き込みソフト「ImgBurn」を利用しましょう。

DVD Flick上部の「ImgBurn」を押してから、表示された「ImgBurn」の「ファイル/フォルダをディスクに書き込み」を押して、その前に設定したDVDデータの保存先のフォルダを選び、左下の「フォルダ>DVD」マークを押せば作成したDVDデータをDVDディスクに焼くことができます。

DVD Flickといえば動画ファイルをDVDデータにする機能を持ちますが、DVDデータをパソコンに入れたDVDディスクに書き込むためには同じ無料ソフトのImgBurnが必要です。日本語化が必要だし、ほかの無料ソフトも利用する必要があるため、このソフトでDVDを作成する場合には色々な問題が発生するかもしれません。次にはその時の対策について紹介します。
四、DVD Filckが日本語化できない・エラーが発生する場合
日本語版DVD Flickを利用する時、たまにも不明のエラーが発生するかもしれません。所詮DVD Flickの日本語版バージョンは公式バージョンではないので、DVD Flickのアップデートやパソコンの環境によってエラーが頻繁に発生するのもおかしくありません。
そのほか、2022年の現時点においてDVD Flickの日本語バージョンのダウンロードページはアクセスできないため、DVD Flickの日本語バージョンがあっても使えない場合があります。その時、ソフトの開発と更新が停止し、エラーが頻発し、時代に追いかけなく日本語にも対応しないDVD Flickを使い続けるより、日本語に対応し、更新頻度が高くて使い方も分かりやすいDVD作成ソフトを選択することをお勧めします。
そのため、次に古いDVD Flickの代わりとして、新世代のDVD作成ソフト「VideoByte DVD 作成」について紹介します。
DVD Filckの代替ソフト:VideoByte DVD 作成
「VideoByte DVD 作成」はMP4、MOV、MKV、AVI、FLV、VOBなど多種類の動画形式を高画質でDVDディスク(DVD-9・DVD-5)・BDディスク(ブルーレイディスク、BD-50・BD-25)/DVDフォルダー/ISOイメージファイルに高速で書き込めるソフトとして、DVD・BDの作成だけではなく、強力な動画編集機能も搭載しています。
DVD・BDを作成するうちに、オーディオ・字幕の追加に対応しながら、メニューテンプレートでDVDのメニューもカスタマイズできます手元の動画ファイルをDVDやBDに焼きたい場合にはぜひ使ってみてください。
MP4、MOV、AVIなどの動画を高画質でBD・DVDディスク/フォルダ/ISOファイルに書き込めるソフト
- あらゆる動画ファイルをBD・DVDに焼ける
- 強力的な動画編集機能を搭載
- DVDメニューをカスタマイズ
- ライブプレビュー機能搭載
対応OS:Windows 11/10/8/7/XP/Vista/MacOS 10.7から
DVD Filck VS VideoByte DVD 作成の比較表
DVD書き込みソフト | DVD Filck | VideoByte |
使いやすさ | ★★★★ | ★★★★★ |
対応OS | Windows | Windows・Mac |
日本語化 | ○(公式ではない) | ○(公式で直接切り替え可能) |
対応する動画形式 | 豊富 | 豊富 |
DVDへの書き込み | ○(ImgBurn必要) | ○ |
BDへの書き込み | × | ○ |
動画編集 | ★★★ | ★★★★★ |
メニュー作成 | ○ | ○ |
書き込み速度 | ★★★★ | ★★★★★ |
更新頻度 | 開発・更新停止 | 高い |
他のソフトとの連携 | 必要なし |
VideoByte DVD 作成で動画をDVDに書き込む方法
ステップ1、ソフトを実行した後、ディスクタイプ選択画面になります。DVDを作成するためには「DVDディスク」モードを選んでください。

ステップ2、ソフトの「メディアアファイルを追加」をクリックして、DVDにしたい動画ファイルをソフトに入れます。DVD作成のための動画ファイルを追加するだけではなく、この画面で「ディスクタイプ」・「アスペクト比」・「ビデオ画質」などを設定してください。

ステップ3、映画DVDを作成する時、字幕や音声の吹き替えを追加するために、ソフトの「字幕」と「オーディオ」機能を活用して字幕と音声トラックを追加してください。音量・ディレイ・言語なども設定することができます。

ステップ4、ちなみに、動画ファイルを追加した後、ソフトの右上の「強力ツール」ボタンを押して、動画ファイルを編集することができます。画面の飽和度からウォーターマークの追加までできますので、ぜひソフトでDVDにしたい動画を加工してみてください。

ステップ5、DVDを作成しようとしても、動画ファイルだけでは足りないでしょう。そのため、「VideoByte DVD 作成」はDVDメニューの作成にも対応します。メニューテンプレートではたくさんのテーマが無料提供されているので、お好みによって自由に設定してください。
そのほか、雰囲気を盛り上げるためのBGM(バッググラウンドミュージック)やオープニングもDVD動画に入れることもできるし、「メニューなし」にチェックを入れて設定することも可能です。

ステップ6、最後、「焼く」をクリックしてDVDを作成します。

まとめ
昔から有名なDVD Flickは便利かつ強力なDVD作成ソフトといっても、とっくに開発・更新が停止した海外無料ソフトですので、日本語化ができない上で不具合が頻繁に発生する問題があります。手軽にDVDを作成したいだけで余計なトラブルに悩みたくない時、旧時代の「DVD Flick」より新世代の「VideoByte DVD 作成」を代替ソフトとして、記念の映像を最高のDVD動画に作りましょう。