HandBrakeでDVDコピーガードが解除できない時の対処法【必見】
- 香取 環
- 2022-01-13
ネットで探してみたら、HandBrakeでDVDやブルーレイをコピー・変換できないケースが多いです。それは、HandBrake でDVDやブルーレイコピーガードが解除できないのが主な原因です。レンタル屋さんから借りてきた、若しくは市販の大部分のDVDやブルーレイには複製を防止するコピーガードが付いています。コピーガード解除機能が搭載していないHandBrakeはこれらのDVDやブルーレイをコピー・変換できないのが当然のことです。だから、今回はHandBrake でコピーガードが解除できない、DVD変換失敗した時の対処法を紹介します。
HandBrakeの代わりになる強力なコピーガード解除機能がある「VideoByte BD-DVDリッピング」をお試しに!
HandBrakeについて(日本語化・使い方・設定)
HandBrakeはDVD、ブルーレイやISOイメージをiPhone/Apple TV/iPadなどのデバイスで再生できる形式に変換する動画エンコードソフトです。無料なオーペンソースで開発されており、開発終了になっても多くのユーザーに愛用されています。WindowsやLinux、Mac OS Xに対応しています。
HandBrakeの最新バージョンが日本語化されていないため、日本語版の古いバージョンを探しているなら、「HandBrakeの日本語版」でダウンロードしてください。
HandBrake の使い方がよくわからないのもDVD変換に失敗した原因の一つとなります。HandBrakeでDVDやブルーレイをコピーして、MP4に変換する方法を参考して、もう一度やり直してください。
HandBrakeについてもっと詳しい>> Handbrakeの設定おすすめ!高画質変換の設定方法
HandBrakeでDVD・ブルーレイコピーガードが解除できない時の対策
HandBrakeでコピーガードを外せなくて、お気に入りのDVD・ブルーレイのコピー・変換ができない問題を解決するには、以下の二つの対処法をお試しください。
対処法①:コピーガード解除と変換の機能を持つ代替ソフトを使う
最も効果的な対策と言えば、別のDVD・ブルーレイコピーガード解除機能、または変換機能が付いている代替ソフト「VideoByte BD-DVDリッピング」を使うということです。
「VideoByte BD-DVDリッピング」とHandBrakeの比較一覧表
ソフト | VideoByte BD-DVDリッピング | HandBrake |
使いやすさ | ★★★★★ | ★★★ |
日本語対応 | 対応済み | v1.0.0以降日本語未対応 |
コピーガード対応 | DVDのCSS、CPRM、CPPM、UOPs、ARccOS、リージョンコードとAPSなど、ブルーレイのAACS、Cinavia、Room Mark、BD+など全対応 | 対応不可 |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル、ブルーレイ | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル、ブルーレイ |
出力形式 | ISOファイルとDVDフォルダ、無損失MPG, MP4, AVI, MP3, MKVなど300以上種類あり | MKV, M4V, MP4, MP3, AAC, AC3 |
出力品質 | 超高画質・高品質(高品質エンジン搭載) | 高画質・高品質 |
主な機能 | DVD/BDリッピング、メイン動画自動検出、動画編集機能、動画圧縮など | DVDブルーレイ変換、動画変換 |
「VideoByte BD-DVDリッピング」の使い方
HandBrakeよりインターフェースが簡潔で、使い方もシンプルで初心者に最適です。たった3ステップですぐDVD・ブルーレイのコピーと変換を実現できます。HandBrakeでコピーガードが解除できない時に一番おすすめの対策です。今すぐその使いやすさを検証しましょう。
他にもたくさんのDVDコピー・リッピングソフトがあります。自分の需要に合わせたソフトを選択すればいいです。
対処法②:コピーガード解除可能なソフトと組み合わせて使用
HandBrakeでコピーガード解除できない時のもう一つ対策は、別のコピーガード解除機能を搭載するソフトと組み合わせて使用するというのです。コピーガード解除機能があるソフトを利用してDVDのコピーガードを外してから、HandBrakeで変換を行うという流れです。
「DVD Decrypter」 というコピーガード解除機能が付いているソフトがおすすめです。対応可能なコピーガードはCSS、リジョンコードなどです。
DVD Decrypterの使い方:DVD Decrypter日本語版のダウンロードから使い方までご解説!
しかし、Sony ARccOS、UOPs、Disney’s Fake、APSなどの解除難度が高いコピーガードに対応できません。これらのコピーガードを解除するには、以上紹介した「VideoByte BD-DVDリッピング」を利用した方がいいです。
次から、DVD DecrypterとHandBrakeの組み合わせの使い方を紹介します。
ステップ1、 DVDをトラブルに入れます。そして、DVD Decrypterを起動し、DVD入力モードの中に 「ISO」>「読み込み」 を選択します。
ステップ2、 入力元からディスクを挿入したドライブを選んでください。
ステップ3、 出力先からアイコンをクリックしてコピーガード解除したDVDファイルの保存先を設定します。
ステップ4、 DVD読み込みアイコンを押します。DVDコピーガードの解除が始まります。
これで、DVD DecrypterでのDVDコピーガード解除が完成です。続いて、HandBrakeでDVDの変換作業を行えばいいです。
ステップ1、 Handbrakeを起動して、 「変換元」 からDVDを追加します。そして 「保存先」 をクリックしてファイル名と保存先を設定します。 「フォーマット」 のカテゴリから出力形式を指定します。
ステップ2、 次は再生デバイスによって、プレセットを選択します。よくわからない方は 「Normal」 を選択すればいいです。
ステップ3、 「Handbrakeの設定」を参照して、設定タブでDVD変換ためのパラメーターを設定します。
ステップ4、 そして、 「変換開始」 をクリックしてDVD変換を開始します。
HandbrakeのMac版を使う場合、以下の記事をご参考ください。
この方法ではHandbrakeでDVDコピーガードが解除できない問題を解決できますが、操作手順が増えて、実際に使ってみると面倒くさいと感じます。またはすべてのコピーガードに対応しているわけではないため、対処法①の次におすすめします。
最後に
以上はHandbrakeでDVDコピーガードが解除できない時の対処法を二つ紹介しました。どちらでもこの問題を解決できます。一つ目の対処法はより便利で、余計な手間が不要で、時間を省けます。需要があればぜひお試しください!