ネット上では「HandBrakeでコピーガード付きDVDをどうすれば変換できるのか」といった疑問を持つユーザーが多く見受けられます。

HandBrakeは、無料で人気のエンコードソフトですが、市販やレンタルDVDのほとんどにはコピーガードが施されており、コピーガード解除機能が搭載していないHandBrake単体では、これらのDVDやブルーレイをコピー・変換できないのが実情です。

この時、コピーガード解除には、HandBrake単体の利用だけでなく、別途ライブラリ(libdvdcss)を追加する必要があります。

本記事では、HandBrakeでコピーガード付きDVDをリッピングするための具体的な手順、libdvdcssの導入方法、コピーガードを解除できない原因とその対処法、そして代替ソフトの活用法まで、段階的にわかりやすく解説していきます。

VideoByte BD−DVDリッピング

HandBrakeの代替ソフト~VideoByte BD-DVD リッピング

HandBrakeで課題を抱えていませんか?「ダウンロードできない」、「コピーガード解除に失敗」——そんな時は、「VideoByte BD-DVDリッピング」をぜひ試してください!

✅ 日本語完全対応(インストール直後から日本語UI)
✅ ワンクリック操作(HandBrakeの複雑設定不要)
✅ 全種類コピーガード対応(CSS/ARccOS/BD+など)
目次

HandBrakeについて(日本語化・インストール・設定)

HandBrake(ハンドブレイク)はDVD、ブルーレイやISOイメージをiPhone・iPad・Apple TV・Androidなどのデバイスで再生可能な形式に変換できる、オープンソースの動画エンコードソフトです。

無料で人気の高い動画変換ソフトとして、HandBrakeでDVDやブルーレイをコピーして、MP4に変換する機能が多くのユーザーに愛用されています。WindowsやLinux、Mac OS Xに対応しており、操作画面はシンプルながらも、音声トラックの切り替え、画質やファイルサイズの細かい調整など、幅広い機能を備えています。

元々は英語圏のユーザーを対象として開発されましたが、その高機能性と汎用性から日本国内でも愛用者が多いです。そのため、今、最新版のHandBrakeは初期状態で日本語表示に対応しており、OSの言語設定が日本語であれば自動的に日本語UIで表示されます。セキュリティ上の理由から、必ず公式サイトからHandBrakeの正規版をダウンロードするようにしてください。ダウンロードしたインストーラーを起動し、画面の指示に従って進めれば簡単にインストールが完了します。なお、古いバージョンを使用していて日本語化が必要な場合には、「HandBrakeの日本語版」でダウンロードしてください。

HandBrakeは、出力品質と処理速度のバランスをプリセットで簡単に調整できるのも大きな特徴です。初めて使う方には「Fast 1080p30」や「HQ 720p30」などのプリセットから始めるのがおすすめです。また、高画質かつ容量を抑えた出力を行いたい方には、Handbrakeの高画質変換の設定方法もあわせてご覧ください。

HandBrakeでコピーガードを解除してDVDをリッピング・変換する方法「libdvdcss導入」

HandBrakeは無料で人気の高い動画変換ソフトですが、市販・レンタルDVDに施されているコピーガードをそのままでは解除できません。そのため、コピーガード(特にCSS)に対応するために「libdvdcss」という外部ライブラリの導入が必要になります。

しかしながら、libdvdcssは初心者にはやや扱いづらく、環境によってはうまく動作しないことがあるのが現状です。特にWindowsでは手動配置やフォルダ構造の理解が求められ、MacでもOSのセキュリティ制限によりインストール後に削除されることもあります。安定した結果を求めるユーザーには、より直感的に使える専用ソフトの利用をおすすめします。

HandBrake + libdvdcssでのコピーガード解除手順ガイド

必要な準備もの:

  • HandBrake(公式サイトからインストール)
  • libdvdcss(CSSコピーガード解除用ライブラリ)
  • DVDドライブとDVDディスク
  • WindowsまたはMacパソコン
  • キャプチャー機能がある
  • 対応した音声や字幕ならボタンで切替えることが可能
  • 映像が美しくキレイで再生できる
  • ソフトのDVD・ビデオ再生機能は完全無料で期限なし

ステップ1、libdvdcssをインストール

libdvdcssはCSSコピーガードを解除するためのツールです。以下の手順でHandBrakeに追加します。

Windows

https://www.videohelp.com/software/libdvdcss からダウンロードしてから、ファイル名を「libdvdcss-2.dll」に変更し、HandBrakeのインストールフォルダにコピーします。(例:C:\Program Files\HandBrake)

Mac

ターミナルを開き、次のコマンドを入力します:brew install libdvdcss(SIPの影響で削除される可能性あり)

ステップ2、DVDを読み込む

DVDをドライブに挿入し、HandBrakeを起動。「ソースを選択」からDVDを読み込みます。数分かかる場合もあります。

ステップ3、 タイトル・チャプターの選択

読み込まれた中からメインタイトルを選び、必要に応じてチャプター範囲を指定します。

ステップ4、出力形式・保存先の設定

「フォーマット」:P4またはMKVを選択(MP4がおすすめ)

「プリセット」:Fast 1080p30など用途に応じて選択

「保存先」:ファイル名と出力フォルダを指定

ステップ5、リッピング開始

「エンコード開始」をクリックするとリッピングが始まります。完了後は「キュー終了」と表示されるので、出力先を確認してください。

ご注意:

    libdvdcssで対応できるのはCSSコピーガードのみです。Disney、Sony ARccOS、UOPsなどの強力なコピー保護には対応しておらず、リッピングに失敗するケースが頻発しています。 また、libdvdcssの導入や設定には一定のPC知識が必要なため、「確実かつ簡単にコピーガードを解除したい方」にはあまりおすすめできません。

    そんな方には、強力なコピーガードにも対応し、初心者でも簡単に操作できるDVD/BDリッピング専用ソフト「VideoByte BD-DVDリッピング」のご利用をおすすめします。

    次の章では、HandBrakeとlibdvdcssでは対応できないコピーガードを確実に解除し、高画質でDVD/ブルーレイをリッピングできるより実用的な代替手段をご紹介します。

HandBrakeでDVD・ブルーレイコピーガードが解除できない時の対策

HandBrakeでコピーガードを外せなくて、お気に入りのDVD・ブルーレイのコピー・変換ができない問題を解決するには、以下の二つの対処法をお試しください。

対処法①:コピーガード解除可能なソフトと組み合わせて使用

HandBrake単体ではコピーガードを解除できないため、コピーガードの解除が可能なソフトと併用することで問題を解決する方法があります。つまり、専用ソフトでコピーガードを外したうえで、HandBrakeでDVD・ブルーレイ変換を行うという流れです。。

専用ソフトの中でもおすすめなのが、「DVD Decrypter」というソフトです。CSSやリージョンコードといった一般的なコピーガードに対応しています。

DVD Decrypterの使い方DVD Decrypter日本語版のダウンロードから使い方までご解説!

ただし、Sony ARccOS、UOPs、Disney’s Fake、APSなどの高度なコピーガードには対応していないため、それらの場合には後述する代替ソフトを検討するのがよいと思います。

以下、DVD DecrypterとHandBrakeを組み合わせた具体的な手順を紹介します。

まず、DVD DecrypterでDVDコピーガードを解除します。

ステップ1、 DVDをトラブルに入れます。そして、DVD Decrypterを起動し、DVD入力モードの中に 「ISO」>「読み込み」 を選択します。

ステップ2、 入力元からディスクを挿入したドライブを選んでください。

ステップ3、 出力先からアイコンをクリックしてコピーガード解除したDVDファイルの保存先を設定します。

ステップ4、 DVD読み込みアイコンを押します。DVDコピーガードの解除が始まります。

handbrake

続いて、HandBrakeでDVDの変換作業を行えばいいです。

ステップ1、 Handbrakeを起動して、 「変換元」 からDVDを追加します。そして 「保存先」 をクリックしてファイル名と保存先を設定します。 「フォーマット」 のカテゴリから出力形式を指定します。

ステップ2、 次は再生デバイスによって、プレセットを選択します。よくわからない方は 「Normal」 を選択すればいいです。

ステップ3、 「Handbrakeの設定」を参照して、設定タブでDVD変換ためのパラメーターを設定します。

handbrakeでDVDの変換設定

ステップ4、そして、 「エンコード開始」 をクリックしてDVD変換を開始します。

handbrakeエンコード開始

対処法②:コピーガード解除と変換の機能を持つ代替ソフトを使う

とはいえ、コピーガードの種類が多様化・高度化している現在では、別々のソフトを併用するのは手間や知識が必要となり、初心者には難しいこともあります。そこで、コピーガードの解除と動画変換を一本で完結できる代替ソフト「VideoByte BD-DVDリッピング」の利用が、最も確実かつ効率的な解決策として注目されています。

VideoByte BD-DVDリッピング は最新のコピーガードを解除でき、市販・レンタルDVDとブルーレイ(Blu-Ray)をリッピングして、MP4、AVI、MOV、MP3などの汎用形式に変換することができます。強力なコピーガード解除機能が備えるDVD・ブルーレイに同時対応する革命的リッピングソフトとして今流行っています。DVDだけでなくブルーレイにも対応している点は、HandBrakeにはない大きな強みでしょう。

「VideoByte BD-DVDリッピング」とHandBrakeの比較一覧表

ソフト VideoByte BD-DVDリッピング HandBrake
使いやすさ ★★★★★ ★★★
日本語対応 対応済み 日本語対応
コピーガード対応 DVDのCSS、CPRM、CPPM、UOPs、ARccOS、リージョンコードとAPSなど、ブルーレイのAACS、Cinavia、Room Mark、BD+など全対応 解除不可、自作DVDのみ対応
入力形式 DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル、ブルーレイ DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル、ブルーレイ
出力形式 ISOファイルとDVDフォルダ、無損失MPG, MP4, AVI, MP3, MKVなど300以上種類あり MKV, M4V, MP4, MP3, AAC, AC3
出力品質 超高画質・高品質(高品質エンジン搭載) 高画質・高品質
主な機能 DVD/BDリッピング、メイン動画自動検出、動画編集機能、動画圧縮など DVDブルーレイ変換、動画変換
無料版あり 30日全機能無料試用体験 無料

「VideoByte BD-DVDリッピング」の使い方

ステップ1、DVDドライブに挿入したDVDディスクを読み込む

ステップ2、リッピングしたい動画の出力形式をISOに設定

ステップ3、右下の「すべてリッピング」ボタンをクリックして、DVDをISOにリッピングする

インターフェースが非常にシンプルで、わずか3ステップでリッピング完了できます。初心者でも迷うことなく使い始められます。「HandBrakeでは対応できなかった…」という方は、まずこちらを試してみるのがおすすめです。今すぐその快適さを体験してみましょう。

なお、また、市場にはさまざまなDVDコピー・リッピングソフトが多数揃っております。お客様のご用途やニーズに合わせて最適なソフトをお選びいただければと思います。

HandBrakeでのコピーガード解除についてよくある質問

HandBrakeでコピーガードを解除するとバレるか?違法なの?

コピーガードとは、DVDの不正コピーを防ぐための保護技術です。HandBrakeでlibdvdcssを使ってコピーガードを解除することは、技術的には可能ですが、日本では著作権法により保護手段の回避が違法とされる場合があります。コピーした動画を他人に配布・共有すると明確な違法行為となるため注意が必要です。ただ、購入したDVDを個人でバックアップするなど私的使用の範囲であれば、法律上グレーゾーンとされ、厳しく取り締まられることは少ないです。基本的に家庭内での利用であれば、バレるリスクは低いですが、私的利用にとどめてください。

HandBrakeでコピーガードが解除できないのはなぜ? 

HandBrakeはコピーガード解除機能を標準では搭載していません。DVDの暗号化を解除するには、外部ライブラリ「libdvdcss」の導入が必要です。

ただ、それでもコピーガードを解除できない場合、以下のような原因が考えられます。

libdvdcssのバージョンや配置が間違っている

HandBrakeの動作環境(Windows/Mac、32bit/64bit)に合った正しいlibdvdcss を使用する必要があります。たとえば、32bit版のHandBrakeに64bit版のlibdvdcss を入れても認識されません。また、ファイル名がlibdvdcss-2.dll(Windows)になっていなかったり、インストール先のフォルダが間違っている場合も、正常に動作しません。

CSS以外のコピーガードには非対応

libdvdcssが対応しているのは「CSS(Content Scramble System)」という基本的な暗号化方式のみです。リージョンコード、Sony ARccOS、AACS、UOPs、RCEなど高度な保護方式が施されているディスクは、HandBrake単体では対応できません。

こうした場合は、より強力なコピーガード解除機能を搭載したDVDリッピングソフト「VideoByte BD-DVDリッピング」を使うのが現実的な解決策です。

macOSでもHandBrakeでのコピーガード解除が可能ですか?

はい、macOSでもHandBrakeでコピーガード解除は可能です。ただし、macOSには SIP(System Integrity Protection)というセキュリティ機能が搭載されており、libdvdcssをシステムが自動的に削除してしまうケースがあります。

HandbrakeのMac版を使う場合、以下の記事もご参考ください。

まとめ

HandBrakeは高機能で使いやすい無料の動画変換ソフトですが、コピーガード付きDVDやBlu-rayのリッピングには一部対応が不十分です。特にCSSなどの基本的なコピーガードには、libdvdcssの導入が不可欠です。 ただし、それでも一部の強力なコピーガード(ARccOS、RipGuardなど)には対応できない場合があります。

そのようなケースでは、コピーガードの解除機能を備えた他のソフトとの併用や、変換機能も搭載した専用リッピングソフトの活用を検討しましょう。 「VideoByte BD-DVDリッピング」のようなソフトを使えば、複雑なコピーガードにも幅広く対応でき、MP4/MKVなどの汎用形式への変換も数クリックで完了します。「HandBrakeではうまくいかなかった」という方にもおすすめできるツールなので、まずはその無料体験版で試用することがおすすめです!

この記事で紹介した方法やツールを活用すれば、コピーガード付きDVDのリッピングに関する多くの問題を解決できるかもしれません。自分のニーズに合わせて、最適な手段を選んでください。

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