「2024最新」Premiere Proで編集した動画・映像をDVDに書き出す方法【高画質・高解像度】
- 鈴川 霧
- 2024-03-25
Adobe Premiere Proとは、アドビの有名な動画編集ソフトであり、動画制作の初心者に愛用される映像編集ツールとして大人気を博していて、卒業式や結婚式ムービーを編集する場合によく使われています。撮影した動画をPremiere Pro(プレミアプロ)で編集し、DVDに書き出したいが、具体的な操作手順が分からない方もいるでしょう?そのため、この記事ではPremiere Proで編集した動画をDVDに書き出す方法を解説します。Encore経由で動画をDVDに書き出すやり方を紹介しながら、Encoreが使えない時の代替策についても説明しますので、興味があれば、今すぐ下記のチュートリアルに従い、Premiere Proで編集した動画をDVDに書き出してみてください。
Premiere Proで編集した動画をDVDに書き出すには
Premiere Proは便利な動画編集ソフトですが、オーサリング機能が搭載されないため、動画を直接DVDに書き出すことはできません。DVDに記録して大画面で鑑賞するためにPremiere Proで編集した動画をDVDに焼きたい時、ほかのDVDオーサリングソフトを用意する必要があります。
ヒント:
オーサリング機能とは映像、音声などの様々なデータを編集し、DVDなどのマルチメディア・コンテンツを作ることです。簡単に言えば、動画をオーサリングしないと、そのデータをDVDに焼いても、DVDプレーヤーでは自動的に再生されません。したがって、オーサリング機能がないPremiere Proで出力した動画をそのままにDVDに書き出すだけでは再生できないのです。ぜひ下記の二つのDVDオーサリングソフトの使い方を身につけて、Premiere Proで編集した動画をDVDに書き出しましょう。
注意すべきなのは、Encoreは同じくAdobe社で開発したソフトとして、使い心地も悪くありませんが、Premiere Pro 6でのみ使用できます。最新のAdobe Premiere Proに対応しません。そのため、まずは今お使いのバージョンからPremiere Pro 6にダウングレードする必要があります。Premiere Pro 6にダウングレードしたくないなら、ここをクリックして、より便利なDVD作成ソフト経由でPremiere Proで編集した作品をDVDに書き出す方法を参照してください。
方法一、Premiere Proで編集した動画をDVDに書き出す
Adobe Premiere Proで編集した動画をDVDに焼くためには、まずAdobe Premiere Proでこの動画データをDVDに書き込める形式で出力してください。
Premiere Proで動画をDVDに焼ける形式として出力
ステップ1、Premiere Proで動画を保存する時には、左上の「ファイル」をクリックして、ドロップダウンリストで「書き出し」を選択して、「メディア」を選びます。
ステップ2、では、具体的な書き出し設定画面に入ります。「形式」で「MPEG2-DVD」を選択して、「プリセット」では、場合にとって選択が違います。
- 動画の縦横比が4:3の場合は、「NTSC DV Progressive」を選択します。
- 動画の縦横比が16:9の場合は、「NTSC DV Wide Progressive」を選択します。
- フルHDの場合は、「NTSC DV Wide Progressive」を選択します。
次に、「出力名」をクリックして、保存場所とファイル名を設定し、「書き出し」をクリックしてください。
これでPremiere Proで編集した動画はDVDに焼ける形式で保存します。その後、専門的なDVD書き込みソフトを活用すれば、DVDに焼ける形式で保存された動画ファイルをDVDに書き出せます。
Premiere Pro CS6の場合には「EncoreCS6」というDVDオーサリングソフトを通じて書き出せますので、この記事ではまずPremiere Proと同じくAdobe社が提供するソフト「Encore」の操作手順を紹介します。しかし、Encore自体の開発が終了してしまうし、Encore CS6も2019年から提供されていなくて、Adobe社もEncoreの後継ソフトを開発するつもりがなさそうですので、ここでは代わりとするより直感的なDVD書き込みソフト「VideoByte DVD 作成」の使い方についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Encoreを使って動画をDVDに書き出す手順
ステップ1、Encoreを起動して、「新規プロジェクト」を選択します。次のような画面が表示されるので、保存場所と名前を設定します。「オーサリングモード」を「DVD」に、「テレビ方式」を「NTSC」にしてください。そして、下の「OK」をクリックします。
ステップ2、「タイムライン」をクリックして、Premiere Proで出力したばかりの動画を読み込みします。
ステップ3、そして、画面左の「ビルド」タブをクリックします。ここで「プロジェクトをチェック」ボタンをクリックして、「開始」をクリックしして、動画の設定を確認します。
ステップ4、確認した後、「ビルド」タブに戻ります。「出力」で「DVDディスク」を選択して、ドライブに空白のディスクを挿入して、「ビルド」ボタンを押してください。
もちろん、DVD書き込みソフトはEncoreだけではありません。手元のパソコンではEncoreを使えない場合、或いは開発・配布・更新がとっくに終了して制限があまりにも多いEncoreを使いたくない場合、下記のおすすめのDVD作成ソフトを代わりにしてください。
方法二、Premiere Proで編集した動画をDVD作成ソフトに書き出す【Encoreが使えない場合】
Adobe Premiere Proで編集した映像作品をDVDに焼くには、以前はEncoreというソフトを利用するのが定番でした。しかし、EncoreはPremiere Pro CS6にしか対応していなくて、ほかのPremiere Proの場合には互換性の問題が生じるかもしれません。さらに、Encoreの操作も少し複雑と感じる方が多いですので、ここではEncoreを使わずにAdobe Premiere Proで編集した動画をDVDに焼く方法について紹介します。
シンプルかつ便利なDVD書き込みソフト「VideoByte DVD 作成」を使えば、手軽にPremiere Proで編集済みの動画をDVDに書き出せます。このソフトはWindowsとMacに対応し、300+種類の動画データのDVD・BDへの書き出しにも対応し、詳細なオプション設定を調整できるうえで、言語字幕と音声トラック追加・動画編集機能を搭載していますので、興味があれば今すぐソフトの無料お試し版をダウンロードして、下記のチュートリアルに従い、使ってみてください。
MP4、MOV、AVIなどの動画を高画質でBD・DVDディスク/フォルダ/ISOファイルに書き込めるソフト
- あらゆる動画ファイルをBD・DVDに焼ける
- 強力的な動画編集機能を搭載
- DVDメニューをカスタマイズ
- ライブプレビュー機能搭載
対応OS:Windows 11/10/8/7/XP/Vista/MacOS 10.7から
VideoByte DVD 作成で動画をDVDに書き出す手順
ステップ1、「VideoByte DVD 作成」をパソコンにダウンロードしてインストールしてから、起動します。そして、「メデイアファイルを追加」をクリックして、Premiere Proで編集した動画をソフトに読み込みます。DVD書き出しのために、下記のディスクタイプやアスペクト比などを設定してください。
ヒント:DVDに書き込んだ動画の画質も非常に重要でしょう。そのため、Premiere Proで編集した動画の長さを注意してください。DVDディスクの空き容量を考慮しながら動画品質を維持するために、長時間の動画は複数ディスクに分ける必要があります。片面1層DVDの最大の長さは、最高品質は50分以下、標準品質は130分以下にする必要があります。動画が長い場合は、2枚または3枚のディスクに分けて保存してください。
ヒント2:高画質でPremiere Proで編集した動画をDVDに書き出すために動画をDVDに焼く時に、ビットレート数を最大値に設定する必要があります。ビットレートが高いほど映像の画質が良くなります。DVDの最大ビットレートは9.6Mbps、ブルーレイの最大ビットレートは40Mbpsです。
ステップ2、「次へ」をクリックして、編集画面に入ります。「VideoByte DVD 作成」は多彩なメニューテンプレートを提供していますので、ここでは好きなメニューを選んでDVDに追加できます。また、画面下にはBGMとオープニングも追加できます。メニューが不要なら、右下の「メニューなし」にチェックを入れてください。それから、「焼く」をクリックします。
ステップ3、保存先を設定して、焼く設定を調整して、「Discにライディング」にチェックを入れて、「開始」を押してください。これでPremiere Proで編集した動画をDVDに書き出すことが始まります。
ヒント:動画の出力または変換の回数を最小限に抑えてください。動画は出力、または変換するたびに劣化しますので、できるだけ動画の形式を変換しないでください。
以上の三つのステップで、Premiere Proで編集済みの動画をDVDに書き出すことができます。初心者でも簡単に操作できますので、Adobe Premiere Proで編集した動画をDVDに書き出すことに困る方はぜひ「VideoByte DVD 作成」を利用してください。また、「VideoByte DVD 作成」は基本的な動画編集機能も搭載していますので、このソフトで撮影した動画を編集することも可能です。
もしソフトの使い方に詳しくない場合、下記のビデオチュートリアルを視聴して、手順を追ってソフトを活用して、MP4動画をDVDに書き出してみてはどうでしょうか?
ビデオチュートリアル:MP4動画をDVDに書き出す
まとめ
これでPremiere Proで編集した動画をDVDに書き出す方法を二つ紹介しました。動画編集から言えば、Premiere Proは豊かな機能と高度な編集能力で、映像制作クリエイター達に多く選ばれています。でも、Premiere Proで作成した動画作品はDVDに書き出すためには、「Encore」や「VideoByte DVD 作成」などの専門的なDVD書き込みソフトが必要です。EncoreはAdobe社のソフトですが、使い方がやや複雑ですので、初心者にとって所詮手軽に使える方法ではないのです。そのため、今すぐPremiere Proで編集した映像データをDVDに書き出したい方のために、直感的で誰でも分かりやすい「VideoByte DVD 作成」をおすすめします。今すぐソフトの無料版を試し、快適なDVD作成を体験してはどうでしょうか?