CPRM Decrypterのダウンロード・使い方及び地デジCPRMを解除する方法
- 鈴川 霧
- 2021-12-10
地デジ、テレビ番組を記録するDVDのCPRMを解除するには、CPRM技術に対応した解除ソフトが必要です。その中、CPRM Decrypterは定番のCPRM解除フリーソフトとして、CPRM付きコンテンツに対応し、地デジDVDのCPRM 解除によく使われています。
CPRM Decrypterをダウンロードしても、使い方が分からなくて、困っている方々も多いでしょう。更に実際に使っている時、 「CPRM Decrypter解凍できない」、「途中で止まる」、「映像が出ない」、「キーの取得に失敗しました」 というなどのエラーが発生するケースもいっぱいあります。
というわけで、今回はCPRM解除フリーソフトであるCPRM Decrypterをダウンロードする方法及び使い方、またCPRM Decrypterがエラーで使えない時の対策などを詳しくご紹介いたします。
CPRM Decrypterをダウンロードする方法
ステップ2、CPRMDecrypter_set.zipをダブルクリックして解凍する
ステップ3、ファイルを解凍したらCPRM Decrypter.exeをタブクリックすることでCPRM Decrypterを起動する
もしCPRM Decrypterのファイルがうまく解凍できない場合、より頼もしいソフト「VideoByte BD-DVDリッピング」の利用をお勧めします。
CPRM Decrypterの使い方~地デジDVDのCPRMを解除する
CPRM Decrypterを成功にダウンロードして起動したら、地デジやテレビ番組を録画したDVD・ブルーレイのCPRM解除を始めましょう。
ステップ1、まずVRモードで録画したDVD(DVD-VR)、ブルーレイをパソコンのDVDドライブに挿入してください。
ステップ2、DVD をセットしたドライブとファイルの出力先を指定します。 「c2dec 設定」 は 「c2decの利用を可能にする」 と 「音声制御情報 [C値] を除去しない」 にチェックを入れるのが推奨設定です。

ステップ3、設定が完了したら実行アイコンをクリックすると、地デジのCPRM解除が開始します。CPRMの解除作業が完了したら、 「何かキーを押すと終了します」 と表示され、任意のキーを押すと、DOSプロンプトが閉じ、CPRM解除が完了します。
出力先に保存されたフォルダ内にある 「VR_MOVIE.VRO」 という動画ファイルが拡張子を 「.VRO」 から 「.mpg」 に変更すれば 、汎用性高いMPEG2ファイルになり、パソコンで再生できるようになります。

CPRM Decrypterが使えない時の代替ソフトおすすめ
CPRM DecrypterはWindows向けのCPRM解除フリーソフトで、Macに対応しません。またCPRM Decrypterがダウンロードできない・使えない時は、対処法としてその代替ソフト「VideoByte BD-DVDリッピング」というCPRM解除ソフトを利用するのがおすすめです。Windows10で利用でき、Mac版も用意されています。
CPRMだけでなく、他のCSS、Cinavia、UOPs、APS、リージョンコード1~6などコピーガードを解除でき、地デジを録画したDVD・ブルーレイをMP4、M4V、MKV、MOV、WMV、AVIなどの動画形式にリッピングして出力できます。DVDから音声を抽出してMP3、WAV、WMA、AACなどに変換することもできます。CPRM解除に特化されたCPRM Decrypterのデメリットを補足できるソフトとして多くの方々に愛用されています。
以下の 「VideoByte BD-DVD リッピング」 とCPRM Decrypterの特徴をまとめる一覧表に目を通してください。
製品名称 | VideoByte BD-DVDリッピング | CPRM Decrypter |
対応OS | Windows 10/8/7/XP (32/64 bit)、Mac OS | Windows |
対応コピーガード | DVDのCSS、CPRM、CPPM、UOPs、ARccOS、リージョンコードとAPSなど、ブルーレイのAACS、Cinavia、Room Mark、BD+など全対応 | CPRM |
入力形式 | CSS、CPRM、CPPM、UOPs、ARccOS、UOPs、リージョンコードなど | DVDディスク/ブルーレイ |
出力形式 | 300以上出力形式を提供し、DVDをMP4/AVI/MKV/ MOV/MP3などに変換したり、Apple(iPhone、iPad、iPod、Apple TV、iTunes)、Android(Nexus、Samsung、Sharp、Huawei、Sony Xperia)に取り込める | 拡張子.vroしか出力できない |
スピード | 最速10分(CPUのマルチスレッドテクノロジー、最新 ハードウェアアクセラレーション技術(Intel/AMD/NVIDIA CUDE)搭載) | 20分 |
出力品質 | 超高画質・高品質(高品質エンジン搭載) | 高画質・高品質 |
「VideoByte BD-DVDリッピング」は直感的なUIで、使い方が分かりやすく、初心者でも使いこなせます。以下の手順に沿って、簡単に地デジDVDのCPRMを解除することができますよ。
2、ソフトを起動した後にCPRMを解除したいDVD・ブルーレイを読み込む
3、リッピングしたい動画プレイリストを選ぶ
4、出力形式と保存先を指定してCPRM解除作業を開始する



数クリックで地デジ、デジタル、テレビなどを録画したDVD・ブルーレイをPhone、iPad、Androidスマホ、ゲーム機などでサポートされているファイルに出力して楽しめます。具体的な作業方法が必要なら、「地デジのCPRMを解除してDVD・BDをリッピングするやり方」という記事をご参考ください。
それに、動画編集機能、動画強化、動画圧縮、GIF作成、3D作成などの多彩な機能もたくさん搭載しています。CPRMを解除したDVD動画をより広く活用しましょう。

DVDのデータを大事に!「VideoByte BD-DVDリッピング」をお勧めする理由
「CPRM Decrypter」と「VideoByte BD-DVDリッピング」両方はCPRMを解除できますが、DVDに記録された大事なデータを保護するため、ユーザーは「CPRM」の原理を理解する必要があります。
2004年から地上デジタルテレビ放送に1回だけコピー可能な「コピーワンス」というコピー制御信号が加えられ、これは最も汎用の「CPRM」の一種になります。名前の通りコピーガードを回避しない場合、コピーすると最初データは削除され、ユーザーは常に一つのコピーしか保有できません。
つまり、大事なディスクをコピーする際に、「CPRM」を無視したら、データ紛失の恐れがあります。歴史の長い「CPRM Decrypter」は既にアップデート停止のソフトとして、すべての「CPRM」を完璧に解除するのは保証できません。ユーザーのデータを守るため、後続開発やアップデートを続行している「VideoByte BD-DVDリッピング」の利用をお勧めします。
CPRM Decrypterで変換されたVROファイルが再生できない時の対策
以上の手順でCPRM Decrypterにより地デジのCPRMを解除して、出力されたファイルを再生しようとしたが、うまく再生できないというケースもよく聞かれています。それは「.VRO」の拡張子をサポートしているメディアプレーヤーを使っていないからだと考えられます。
この場合は、VROファイルに対応する「VideoByte ブルーレイプレーヤー」というメディアプレーヤーを利用すれば、VRO動画をスムーズに再生することができます。
ウィルスのリスク?CPRM Decrypterのダウンロードが安全なのか?
CPRM DecrypterウィルスやCPRM Decrypterダウンロードの安全性に関しては、信頼できるダウンロードサイトで提供されているCPRM Decrypterであれば、ウィルスに感染する可能性はほぼないのでご安心ください。しかし、ダウンロード可能なサイトの中は、マルウェアの偽装に使用されているものが多いため、スパイウェア、トロイの木馬、ランサムウェアなどに感染するリスクもあります。
ウィルス感染を絶対回避したいなら、100%安全が確認済みの「VideoByte BD-DVDリッピング」は最適なCPRM解除ソフトに称することができます。ぜひお試しください。
CPRMに関する豆知識
CPRM(Content Protection for Recordable Media)とはコピーワンスの制御信号を持つコピーガードでDVDに採用されている日本独自の規格です。パソコンでCPRM付きコンテンツを再生するには、内蔵ドライブや外付けドライブ、メディア、DVD再生ソフトがCPRM対応している必要があります。