DVD Memoryの評価・最新レビュー!特徴・価格・使い方をご紹介
- 鈴川 霧
- 2022-12-09
大切な動画ファイルや写真データをDVDに書き込む時、Wondershare社が開発したDVD作成ソフト「DVD Memory」はよく紹介されています。でも、「Wondershare DVD Memory」は一体どんな機能を搭載しているのでしょうか。ここでは筆者の実際試用に基づいて、「DVD Memory」の使い方と特徴、そのメリット・デメリットについて徹底的に紹介します。DVD Memoryが使えない、高価と思う方のために、代替ソフト「VideoByte DVD 作成」も含めて紹介します。
一、Wondershare DVD Memoryとは
「Wondershare DVD Memory」(Windows・Mac対応)はあらゆる動画ファイルを形式変換してDVDに書き込む機能を搭載しています。パソコンの初心者でも簡単にDVDを作成できるように言われています。
そのほか、DVDのチャプターメニューとBGM付きの写真スライドショーの作成にも対応し、簡単な動画編集ツールも付きます。DVDだけではなくブルーレイ作成機能もありますので、動画データを無劣化かつ高画質でDVDに書き込む場合にも役に立ちます。
DVD Memoryの特徴:
- Windows・Macで使用可能
- 操作が簡単で使いやすい
- 実用なDVD・ブルーレイ作成機能
- 無劣化で動画やISOをDVDに書き込む機能
- 字幕追加など、基本的な動画編集
- DVDチャプターメニュー、写真スライドショー作成機能
二、DVD Memoryは無料で使えるか?無料版の制限とは?
無料版では一部の機能を利用できませんので、ソフトのすべての機能を思う存分に楽しむためには、購入する必要があります。
機能 | 無料版 | 有料版 |
DVD作成 (チャプター作成可能) | ウォーターマーク付き | ○ |
BD・ブルーレイ作成 (チャプター作成不可) | ウォーターマーク付き | ○ |
動画編集 | ウォーターマーク付き | ○ |
スライドショー作成 | ウォーターマーク付き | ○ |
ワンクリックでDVD作成 (メニューなし) | × | ○ |
ワンクリックでブルーレイ作成 (メニューなし) | × | ○ |
ISOをDVDに書き込む | × | ○ |
音声をCDに書き込む | × | ○ |
豊富なDVDテンプレート | 3つのテンプレートしかない | ○ |
DVD Memory無料版のログを消すには有料版を購入する
無料版の機能制限とウォーターマークを消すためにはソフトを購入しなければなりません。ここでは「Wondershare DVD Memory」の価格も一覧表示します。
種類 | 価格 |
一年間プラン/1PC | 3,980円(税込) |
永久ライセンス/1PC | 4,980円(税込) |
永久ライセンス/2-5PCS | 21,160円(税込) |
三、DVD Memoryの使い方:動画をDVDに焼く方法
ステップ1、「DVD Memory」を開けば、ソフトの主な機能が一覧表示されます。データをDVDに焼く場合には「DVDディスク作成」を選んでください。

ステップ2、「DVD Memory」は豊富な動画形式に対応しますので、「画像やビデオを追加」を押して書き込みたいファイルをソフトに追加しましょう。

ステップ3、次に追加した動画のプレビュー画面に入ります。保存先のDVDディスクを決めて、ディスクの容量を確認しながら、動画を編集したり設定を調整したりしてください。

ステップ4、次にDVDメニュー作成画面に入りましょう。ここではお好みのメニューテンプレートを作成したり編集したりすることができます。

ステップ5、確認画面ではDVDディスクに書き込むメニューやデータなどを事前にプレビューできます。

ステップ6、最後の「作成」画面では動画のDVD作成・企画・再生モード・保存先などを調整できます。手元のデータをDVDに書き込むか、ISOファイルとして作成するか、それともDVDフォルダとして保存するか、「作成」を押す前にぜひ決めてください。

四、DVD Memoryのメリットとデメリット
DVD Memoryを利用するメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット:
- ワンクリックでのDVD・ブルーレイ作成
- 豊富な機能を搭載している
- 100種類以上のDVDメニューテンプレートを搭載している
- オリジナル画質でデータをDVDに書き込める
- DVDに書き込める形式が多い
デメリット:
- 無料試用版では多くの機能が制限される
- 無料試用版でDVDディスクを作成すればウォーターマーク付き
五、DVD Memoryの代替ソフト
「DVD Memory」は多機能のDVD書き込みソフトとして有名ですが、評価はあまり高くないし、価格はDVD作成ソフトの中でもやや高いと言えますので、もし上記のデメリットに不満がある場合、とりあえずほかのソフトの無料体験版を試用して、お互いのメリット・デメリットを比較してから、自分に相応しいタイプを選択することをお勧めします。
「DVD Memory」以外のおすすめソフト:「VideoByte DVD 作成」
ここではDVD書き込みソフトの中でもおすすめの「VideoByte DVD 作成」の使用方法について紹介します。同じくDVDディスクとブルーレイディスクにデータを書き込めるツールですので、「DVD Memory」の代替ソフトを探している方はぜひ下記のチュートリアルを参考にして、ソフトの無料試用版を試して、「DVD Memory」の代わりとして比較してみてください。有料版は2980円で、DVD Memoryよりお得です。試用後にどのソフトを選択するか決めましょう。
MP4、MOV、AVIなどの動画を高画質でBD・DVDディスク/フォルダ/ISOファイルに書き込めるソフト
- あらゆる動画ファイルをBD・DVDに焼ける
- 強力的な動画編集機能を搭載
- DVDメニューをカスタマイズ
- ライブプレビュー機能搭載
対応OS:Windows 11/10/8/7/XP/Vista/MacOS 10.7から
「VideoByte DVD 作成」の使い方
データをDVDに書き込むために、まずは一枚の空のDVDディスクをパソコンに挿入してください。
ステップ1、インストール済みの「VideoByte DVD 作成」を起動すれば次の画面が表示されます。まずは「DVDディスク」を押してください。
ヒント:もしDVDではなく、ブルーレイを作成したい場合、「ブルーレイディスク」を選んでください。ほかの操作手順はほとんど同じです。

ステップ2、書き込みたいデータをソフトに追加してください。「メディアファイルを追加」を押せば簡単にファイルをソフトに入れます。そしてソフトの下部の「ディスクタイプ」と「ビデオ画質」などを調整してください。

ステップ3、一部の動画データをDVDに入れる場合、字幕やオーディオトラックなどを追加する必要もあるでしょう。ソフトの「オーディオ」と「字幕」機能は映画データを追加する時に大きな役割を果たします。

ステップ4、「VideoByte DVD 作成」の「強力ツール」の「ビデオ編集」ではカット・回転・ウォーターマーク追加など基本的な編集機能を搭載していますので、活用すれば動画データの画面を調整できます。「適用」を押せば編集作業を保存できます。

ステップ5、次はDVDのメニューとBGMなども作成しましょう。「VideoByte DVD 作成」でも豊富なテンプレートがありますので、データのテーマによって選びましょう。

ステップ6、次の画面では保存先のほかに、「焼く設定」と「再生モード」も調整できます。

ステップ7、「開始」を押して、DVDの作成を始めてください。短時間内で焼く作業が完了するので少々お待ちください。

まとめ
上記の通りに、「Wondershare DVD Memory」は言うまでもなく強力なDVD書き込みソフトですが、いくつかの制限があるし、ほかのDVD作成ソフトと比べて価格が高いとも考えられます。もし簡単かつ安い・DVD作成ソフトを探している場合、とりあえず以上の操作手順に従って便利な「VideoByte DVD 作成」を使ってみてください。