【簡単&便利】動画・ISOイメージをDVDに書き込む手順まとめ「Windows・Mac」
- 鈴川 霧
- 2024-07-25
DVDを作成する際には、単に動画やISOイメージをコピーしてDVDに入れるのだけではなく、専門的なDVD書き込みソフトを使用してファイルを適切な形式に変換する必要があります。DVDディスクは、デジタルコンテンツを物理的なメディアに保存するための重要な手段です。ホームムービーを家族や友人と共有したり、重要なデータをバックアップしたり、業務用の資料を保存したりするなど、さまざまな目的でISOイメージをDVDに書き込むことは役に立ちます。
インターネットで検索すると、有料・無料を問わず多くのDVD作成ソフトが見つかりますが、初心者でもプロでも使いやすいソフトは限られています。
そこで、本記事ではWindows・Macの標準機能を活かしてISOファイルをDVDに簡単に書き込む方法を紹介しながら、便利なDVD作成ソフトでISOをDVDに焼く手順を紹介します。直感的なインターフェースを持つソフトでISOファイルをDVDに変換したい場合は、下記の使い方を参考にしてください。
ISOファイルとは
ISOイメージとは、国際標準化機構(ISO)が定めた形式の光ディスク用アーカイブファイル(ディスクイメージ)です。一般的に使われるISO形式には、「.iso」という拡張子が付けられています。
ISOファイルは、通常光学ディスク(CDやDVD)の内容を一つのファイルにまとめてエンコードしたものです。この形式は多くのソフトにサポートされて、USBフラッシュドライブなどの記憶メディアのデータの保存やバックアップに広く利用され、光学ディスクを作成、複製、保持する際に非常に便利です。
ISOファイルには、ソフトウェア、音楽、ビデオ、写真、ドキュメントなど、さまざまなデータが含まれ、複数のファイルで構成されています。ISOファイルはディスクの完全なコピーを表現し、元のデータと同じ順序と構造を維持します。また、ISOファイルはオペレーティングシステムのディスクイメージやソフトウェアのインストールディスク、ゲームソフトのバックアップとしても使用されます。
パソコンの標準機能や専用のDVD作成ソフトを使えば、ISOファイルからDVDへの書き込みが可能になります。ISOファイルの内容を保持したまま、効率的にデータをDVDに焼きたい場合、次のチュートリアルを活用してください。
WindowsでISOファイルをDVDに焼く方法
Windows 10/11はそれぞれ標準機能でDVDを作成できますので、WindowsパソコンでISOファイルをDVDに書き込む場合に役に立ちます。Windows向けのDVD書き込みソフトを探している場合、まずはシステム標準機能を使ってみてください。
- DVDディスクの書き込み中にPCを使用しないことをお勧めします。書き込みプロセスが中断されると、ディスクが正しく焼けないリスクがあります。
- 長時間かかる場合がありますので、時間に余裕を持って行ってください。
Windows 10でISOファイルをDVDに書き込む方法
Windown 7以降のシンプルな標準書き込み機能はインストール不要で簡単に利用できます。
ステップ1、PCのDVDドライブに空のDVD-R/DVD-RWディスクを挿入し、タスクバーのフォルダーアイコンをクリックするか、「Windows」キー+「E」キーを押してエクスプローラーを開きます。
ステップ2、焼きたいISOファイルが保存されている場所に移動し、そのISOファイルを右クリックして、表示されるメニューから「ディスクイメージの書き込み」を選択します。(或いは、そのISOファイルを左クリックして、上部のツールバーに表示された「管理/ディスク イメージ ツール」タブの「書き込み」をクリックしてください。)
ステップ3、では、「Windowsディスクイメージ書き込みツール」ウィンドウが表示されます。書き込み用ドライブを「DVDドライブ」にしてください。そして、「書き込み」ボタンをクリックして、ISOからDVDへの書き込みを開始しましょう。進行状況バーが表示されます。
ステップ4、ISO・DVD書き込みが終了すると、「ディスク イメージはディスクに正常に書き込まれました」が表示されます。これで、ISOファイルがDVDに焼かれました。
Windows 11でISOファイルをDVDに書き込む方法
Windows 11の場合、Windows 10と同じく直接ISOファイルの保存先にアクセスして、ISOファイルを選び、上部のツールバーで「書き込む」を押して、「Windows ディスク イメージ書き込みツール」を実行して、「書き込み」をクリックして上記のDVD書き込み作業を開始できますが、Windows 11向けの特別なディスク書き込み機能も搭載されています。
ステップ1、書き込み用DVDディスクをパソコンに挿入し、ディスクがマウントされるまで数秒待ちます。
ステップ2、パソコンで「PC」を押して、「デバイスとドライブ」の項目にあるDVDディスクをクリックして、「ディスクの書き込み」機能を起動します。
ステップ3、表示される画面で「CD/DVDプレーヤーで使用する」や「USBフラッシュドライブと同じように使用をする」を選んでください。注意すべきなのは、「USBフラッシュドライブと同じように使用をする」を選んで作ったDVDはコンピューター用ディスクとして、DVDプレイヤーなどで再生できません。
ステップ4、では、DVDに書き込みたいISOファイルをDVDドライブにドラッグ&ドロップしてください。次に、右上の「…」を押して、表示された項目から「ディスクに書き込む」や「書き込みを完了する」を選んでください。
ステップ5、「ディスクへの書き込み」画面で「ディスクタイトル」や「書き込み速度」を設定し、「次へ」をクリックします。
これでISOファイルのDVD書き込みが始まります。DVD作成作業が完了したら、「ファイルはディスクへ正しく書き込まれました」という画面が表示されます。「完了」をクリックしてください。
MacでISOファイルをDVDに書き込む方法
Macでは、デフォルトで搭載されている「Finder」のディスク作成機能を使ってISOファイルをDVDに書き込めます。
ステップ1、DVDドライブをMacに接続して、空のDVDディスクをDVDドライブに挿入してください。
ステップ2、Finderを開いてください。Finderはデスクトップの左下にあるスマイルマークのアイコンです。
ステップ3、焼きたいISOファイルを右クリックし、「ディスクを作成」を選択します。
ステップ4、「ディスクを作成」画面でDVDの名前や書き込み速度などを設定し、「ディスクを作成」をクリックします。
「VideoByte DVD 作成」で動画・ISOイメージをDVDに書き込む
ISOをDVDに書き込むために、適切なDVD作成ソフトを選び、正しい手順を踏むことが成功への鍵となります。システム標準のDVDでは満足できない場合、多くのユーザーから高く評価され、初心者にもプロにも使いやすいソフト「VideoByte DVD 作成」を使ってみてはどうでしょうか。これはVBJPが開発した便利なDVD書き込みソフトで、300種類以上の入力形式に対応し、簡潔で分かりやすいインターフェースと強力なDVD作成機能を搭載しています。これで、誰でも簡単にISOファイルをDVDに書き込み、その楽しさを味わうことができます。以下に、「VideoByte DVD 作成」の特徴、そしてISOイメージをDVDに書き込む手順書を説明します。
「VideoByte DVD 作成」の主な特徴や機能:
- 多種類の動画フォーマットに対応し、幅広い選択肢を提供
- 直感的な操作とわかりやすいインターフェース
- 動画編集機能と多彩なメニューテンプレートを提供し、カスタマイズ性が高い
- BD(ブルーレイ)・DVDの高速書き込みに対応
- テレビ、プレイヤーやカーナビで再生可能なDVDを焼ける
- 30日間の無料試用を提供し、購入前にソフトを体験できる
MP4、MOV、AVIなどの動画を高画質でBD・DVDディスク/フォルダ/ISOファイルに書き込めるソフト
- あらゆる動画ファイルをBD・DVDに焼ける
- 強力的な動画編集機能を搭載
- DVDメニューをカスタマイズ
- ライブプレビュー機能搭載
対応OS:Windows 11/10/8/7/XP/Vista/MacOS 10.7から
「VideoByte DVD 作成」でISOファイルをDVDに書き込む手順
では、下記の操作手順に従い、「VideoByte DVD 作成」を使って簡単に動画やISOイメージをDVDき込みましょう。まずは、ソフトをダウンロードしてパソコンにインストールしてください。
ステップ1、書き込み用空のDVDをドライブにセットする
DVD作成対応のドライブをパソコンと接続し、そしてR/W対応の空のDVDディスクをドライブにセットしましょう。
ステップ2、DVDのタイプ、アスベスト比、画質を選択する
インストール済みの「VideoByte DVD 作成」を実行すると、接続したDVDディスクの情報はソフトに表示されます。
そしてディスクのタイプによって、「DVD-5」或は「DVD-9」を選択してください。それから、需要によってアスベスト比、画質を選んでください。
ステップ3、DVD動画編集
「メディアファイルを追加」ボタンで、DVDに書き込みたい動画・ISOイメージをソフトに追加しましょう。そして、「次へ」を押します。字幕や音声の吹き替えが必要な場合、ソフトの「オーディオ」と「字幕」機能を活用して、動画に字幕を追加してDVDに焼きましょう。
そのほか、「強力ツール」での動画編集機能を利用して、DVDに焼きたい動画データの効果を調整できます。パソコンの動画をDVDに焼く際にはぜひ活用してください。
ステップ4、DVDメニューを作成する
続いて、DVDのメニュー作成画面に移動します。ソフトは様々なシーンのために多彩なDVDメニューテンプレートを提供しています。気に入るテンプレートを押せばすぐ利用できます。また、編集ウィンドウにテンプレート中の文字、ボタンの位置も手軽に編集できます。
もしメニューが要らない場合、「メニューなし」にチェックを入れてください。準備ができたら、「次へ」ボタンをクリックします。
ステップ5、出力設定画面
次に焼く設定や再生モードなどを設定してください。最後、「開始」 をクリックして、DVD作成作業を始めましょう。
ステップ6、動画・ISOイメージをDVDに書き込む
すると書き込みは始まり、完成するまで少々お待ちください。
機能が豊富な「VideoByte DVD 作成」はISOファイルをDVDを書き込めるだけではなく、高画質のブルーレイの作成も可能です。ソフトの操作が簡単で初めてDVDを作る初心者でも手軽に利用できますので、パソコンの重要なファイルを数クリックだけでDVDやBDに焼きたい場合、ぜひ活用してください。MacでMOVをDVDに無料で焼きたい場合やMKV形式をISOファイルに変換したい際にも役に立つ手段です。
まとめ
以上で、動画やISOイメージをDVDに書き込む手順について説明しました。本記事を参考にして、Windows・Macの標準機能や専門的なDVD書き込みソフト「VideoByte DVD 作成」を活用すれば、簡単にISOファイルをDVDに焼くことができます。注意すべきなのは、DVD書き込み作業を行う間に、書き込みエラーが発生することを防止するために、できるだけほかのソフトを使用しないでください。DVD書き込みが完了したら、必ずDVDを再生して、ISOファイルが正しく書き込まれているか確認してください。