「MakeMKV」はDVDやブルーレイのデータをMKVの形式に変換することができるリッピングソフトで、2006年にリリースされ、かなり古いソフトですが、引き続き更新してきたので、最新のWindows 10・11に対応できます。簡潔のインターフェースと頼もしい機能に加えて、公認コードを活用すれば無料のMakeMKV Beta版を使えるというメリットで、多くのユーザーに愛用されています。
とはいえ、MakeMKVの公認コード(Beta Key)を一度入手すれば、いつまでも使い続けるわけではなく、それなりの期限があるからです。MakeMKVを永久的かつ無料で使用するために、常にMakeMKV公認コードを更新する必要があります。それで、本記事ではMakeMKVのダウンロード・インストール、公認コードの入手・更新方法、Blu-rayとDVDの映像をMKVファイルにリッピングするなど使い方をまとめて説明します。また、MakeMKVにエラーが発生する際の優秀な代替ソフトも含めて紹介していきます。
1.MakeMKVとは?
「MakeMKV」とは、DVDとBlu-rayやからデジタルデータを抽出し、MKVファイルにリッピングできるソフトです。AACSとBD +のコピーガードに対応しており、DVDとブルーレイに施されるコピーガードを解除してリッピングすることが可能です。
MakeMKVには、無料ソフトウェア(Beta版)と有料ソフトウェアの二つのバージョンがあります。Beta版ではDVDを無料で変換できますが、ブルーレイの変換については30日間の無料使用期限が付きます。その期間が過ぎたら、MakeMKV正式版の公認コードを購入する必要があります。
| MakeMKVのメリット | MakeMKVのデメリット |
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2.MakeMKVの現状:ライセンス購入停止中・公式サイトも不安定な状態、運営継続にも不透明感
2026年7月23日時点で、MakeMKVの有料ライセンスは公式サイトから購入できない状態が続いています。
公式フォーラムでは、少なくとも2026年5月24日から、購入手続きの途中で「The action is temporarily unavailable」と表示され、決済を完了できない事例が報告されています。
(情報源:MakeMKVフォーラム)
決済代行会社のPayPro GlobalでMakeMKVを検索しても商品が表示されず、同社のコンプライアンス部門から「MakeMKVの取り扱いを終了した」という内容のメールを受け取ったとする利用者投稿も確認できます。
ただし、PayPro Globalとの提携終了については、MakeMKV運営元またはPayPro Globalが公表した正式発表ではありません。MakeMKV側からも、購入停止の原因や決済再開の時期について具体的な説明は出ていません。
2026年7月23日にMakeMKV公式サイトへアクセスしたところ、「このページは動作していません」「HTTP ERROR 525」と表示され、正常に閲覧できない状態を確認しました。
HTTP 525は、CloudflareとMakeMKVの元サーバーとの間でSSL接続を確立できなかったことを示すエラーです。何度か更新するとページが表示されることもありますが、画面上部には次の案内が表示されます。
「This website www.makemkv.com/ is currently offline. Cloudflare's Always Online™ shows a snapshot of this web page from the Internet Archive's Wayback Machine.」
翻訳:「このウェブサイト(www.makemkv.com/)は現在オフラインです。CloudflareのAlways Online™により、Internet ArchiveのWayback Machineに保存されたページのスナップショットが表示されています。現在のページを確認するには、『Refresh』をクリックしてください。」
この案内が出ているページは、MakeMKVのサーバーから取得した現在のページではなく、Internet ArchiveのWayback Machineに保存された過去のスナップショットです。ページが表示されたという理由だけで、公式サイトが復旧したとは判断できません。
現時点でMakeMKVの公式サイト閉鎖や開発終了が正式に発表されたわけではありません。しかし、以下の問題が同時に発生しています。
- 有料ライセンスを約2か月購入できない
- 決済再開の予定が公表されていない
- 決済代行会社との契約終了を示す利用者報告がある
- 公式サイトでHTTP 525が発生している
- 実際のページではなくWayback Machineの保存ページが表示される
- 運営元から一連の問題に対する明確な説明がない
ここまで複数の異常が長期化している以上、単なる一時的な決済トラブルとして片付けることはできません。今後もソフトの更新、ベータキーの発行、ライセンス販売、問い合わせ対応が継続されるのか、運営体制そのものに不透明感が強まっています。
鈴川からの注意喚起:
現在公開されているベータキーを使用すればMakeMKVの機能を一時的に利用できますが、ベータキーには有効期限があります。新しいキーの公開が止まった場合、正式なライセンスを持っていないユーザーは継続利用できなくなるおそれがあります。
また、今後購入ページが再び表示された場合も、Wayback Machineの保存ページではないか、決済先が正規の事業者か、ライセンス発行と購入後のサポートが正常に行われているかを確認してください。第三者が販売するライセンスキーや、出所を確認できない決済リンクからの購入は避ける必要があります。
DVDやブルーレイを今すぐ安定してデータ化したい場合は、購入ページ、ライセンス発行、アップデート、問い合わせ窓口が現在も稼働しているソフトを選ぶことが重要です。
「VideoByte BD-DVD リッピング」はDVDとブルーレイの両方に対応しており、無料体験版でディスクの読み込みや変換結果を購入前に確認できます。公式購入ページと日本語サポート窓口も公開されているため、MakeMKVの復旧を待たずにBD・DVDのデータ化を進められます。
3.MakeMKV Beta Key(公認コード)を取得または更新する方法
MakeMKVの公式サイトで配布されているMakeMKV公認コードを取得して登録したら、一定期間内でMakeMKVのベータ版を無料で使うことが可能です。ただし、MakeMKVのベータ版を使い続けるには、公認コード(beta key)を更新することで試用期間を延長することが必要となります。
2026年6月現在のBeta Key(公認コード)はこちらです:
コード:T-BSaJ6gwgMx4eIggWkVYXiVP_6zehm7WAO9dEydvzOHFHoZ6YQ82BL5cGpYDxvyRWnS
「有効期限:2026-08-01まで」
MakeMKVの公認コードは基本的に2ヶ月に1度ほど更新されますが、偶には更新されないこともあります。MakeMKV公認コードを入手したい方は、MakeMKV Beta Key配布サイト(※外部サイトへ移動します)にアクセスしてください。下記の手順で更新しましょう。
ステップ1:公認コードをコピーしたらMakeMKVを起動します。
ステップ2:ソフトの上部にある「ヘルプ」>「公認」をクリックして、コードを貼り付けるポップアップ画面が出てきますので、そちらにコピペして「OK」をクリックします。
ステップ3:「どうもありがとうございます。MakeMKVの次回起動時に変更が有効となります」というポップアップ画面が表示されたら、MakeMKV公認コードの認証が成功したと意味します。
4.MakeMKVの使い方:インストール・設定方法、DVD/Blu-rayリッピング
使い方①:MakeMKVのインストール方法
まず、「MakeMKV」をダウンロード、そしてインストールしてください。「MakeMKV」の公式サイト(※外部サイトへ移動します)からソフトをダウンロードできます。
ダウンロード完了の後、インストール先を設定して、「MakeMKV」をインストールします。
使い方②:MakeMKVの設定方法
「MakeMKV」でDVDやBlu-rayをリッピングする前に、環境設定を確認する必要があります。
「MakeMKV」を開き、メイン画面の左上にある「設定」ボタンをクリックして、設定画面に入ります。
全般設定:「全般」のタブで、ソフトのデータディレクトリを設定できます。
ビデオ設定:「ビデオ」のタブで、ビデオの出力フォルダーを指定できます。そして、「最短タイトル長さ」という重要設定があります。
「最短タイトル長さ」のデフォルト値は120秒となります。つまり、ディスクを解析する場合、120秒以内のファイルは無視されます。是非慎重に確認してください。
保護設定:「保護」のタブでDVDとBlu-rayのコピーガードに関する設定があります。
使い方③:MakeMKVでDVD・ブルーレイをリッピングする方法
ステップ1:ディスクを解析する
左上の「ファイル」をクリックして、そして「ディスクを開く」を選択します。表示されるビデオリストで各ファイルを確認できます。
ステップ2:オーディオと字幕ファイルを選択する
ビデオファイルを解析すると同時に、ビデオに関連するオーディオと字幕の情報も表示されます。ここでは保存したいファイルを選択できます。
ステップ3:ビデオを保存する
保存したいビデオを選択するした後、右側の「Make MKV」をクリックして、変換は開始します。
MakeMKVで出力したMKVファイルを新しいDVDディスクに焼く場合には、オリジナル品質で動画からDVDへ作成できる「VideoByte DVD 作成」というオーサリングソフトの使用をお勧めします。
5.MakeMKVが使えない・エラーが発生する時、MakeMKV代替ソフトをおすすめ
「MakeMKV」は名前通り、DVDとブルーレイを変換して出力できる動画形式はMKVしかありません。そして、対応できるコピーガードは「CSS」と「AACS」と「BD+」三種類だけとなります。最新のDVDとBlu-rayディスクや他の頑丈なコピーガードが施されるディスク、複数のコピーガードが掛けられているディスクのリッピングをサポートしません。ソフトの動作が安定せず、エラーが発生することがあります。
そこでおすすめなのは、最新のディスク製品がリッピング可能で、DVDとブルーレイのすべてのコピーガードに対応できる「VideoByte BD-DVD リッピング」 という代替ソフトです。このソフトは、MKVを含めてMP4、AVIなど汎用形式に変換することができます。強力なコピーガード解除力でコピーガードが掛かっているDVDかブルーレイをMP4、MKV、ISOファイルにリッピングできるだけではなく、動画圧縮、動画編集などの機能も搭載されています。GPUハードウェアアクセラレーション技術が搭載されているため、処理速度が超高速で何時間の映像をわずか何分ほどでリッピングできます。必要のある方是非無料ダウンロードして試してみてください。
家庭用DVDプレーヤーを含む任意のデバイスで見れるよう見れるように変換できます。
- 強力なコピーガード解除機能を搭載
- 汎用動画/音声またデバイス特定形式が提供
- DVD・ブルーレイ動画をオリジナル品質で無損失出力
- 実用な動画編集、ツールボックスが搭載
対応OS:Windows 11/10/8/7/XP/Vista MacOS 10.7から
VideoByte BD-DVD リッピングとMakeMKVの比較一覧
| ソフト | VideoByte BD-DVD リッピング | MakeMKV |
| 評価 | ★★★★★(4.8/5.0) | ★★★(2.7/5.0) |
| 対応OS | Windows/Mac | Windows/Mac |
| コピーガード対応 | CSS、CPRM、CPPM、UOPs、ARccOS、UOPs、リージョンコード、BD+、AACS(2.0/2.1/MKB v82を含む)など | AACSとBD+とCSSのみ |
| オリジナル品質でのリッピング | 対応 | 非対応 |
| 入力形式 | 自作・レンタル・市販DVD・BD全対応 | 自作・一部のレンタル・市販DVD |
| 出力形式 | 無損失MPG、MP4、AVI、MP3、MKVなど、ISOファイルとDVDフォルダ | MKVとDVDのISOファイルのみ対応 |
| 変換後の動画画質 | 720pから4Kまで対応 | 360Pのみ |
| 動画編集機能 | 対応 | 非対応 |
| 優れた特徴 | DVD・BD全対応、動画編集や動画圧縮機能付き、強力コピーガードを突破する高い性能 | 無料のMakeMKV Beta Key提供 |
| GPU加速技術 | 対応 | 非対応 |
VideoByte BD-DVD リッピングの使い方
ステップ1:上記のダウンロードボタンをクリックして、VideoByte BD-DVD リッピングをダウンロード・インストールします。そして、DVDもしくはBlu-rayディスクをパソコンの光学式ドライブに挿入して、ソフトを起動します。すると、ディスクが自動的にロードされます。中央の「+」もしくは左上の追加オプションで手動的にディスクを読み込むのもできます。
ステップ2:DVDとブルーレイディスクが認識されたら、「メインタイトル」>「タイトル」をクリックして、リッピング・変換したい動画タイトルを選択します。そして、出力形式「すべてに適用」の右側にあるプロファイルライブラリをクリックして、出力形式を選択してください。
ステップ3:リッピングを開始する前に需要に応じて字幕、オーディオトラックの調整や動画編集ができます。設定完了後、右下の「すべてリップ」をクリックすると、DVDとブルーレイのリッピング作業が開始します。
以上のように、最新の市販・レンタルDVDやブルーレイをリッピングして保存するには、対応できるコピーガードの種類が少ないMakeMKVより、高性能の「VideoByte BD-DVD リッピング」 をおすすめします。数クリックでDVD・Blu-ray動画変換と圧縮、編集ができるので、MakeMKVにエラーが発生する場合に非常に便利で助かっている代替ソフトです。興味がある方は是非無料版を試してみてはいかがでしょうか。
6.MakeMKVについてよくある質問
MakeMKV無料版の制限は何ですか?
本気で言えば、MakeMKVは有料のリッピングソフトです。無料のベータ版はその有料ソフトを無料で試用するために提供されているものです。無料版は、使用期間が30日間だけで、それ以降も無料で使い続けるために最新の公認コードを入手するか、永久ライセンスを購入する必要があります。また、無料版ではGPUアクセラレーションが使用できないため、DVDとブルーレイからMKVファイルへのリッピング速度が制限されています。
MakeMKVは永久無料で使えるか?
はい、MakeMKVには基本的に永久無料で利用できるベータ版が提供されています。MakeMKVの公式サイトから認証コードを取得してから登録すれば、無料でDVDとブルーレイをリッピングして、MKVに変換することができます。ただし、公認コードは定期的に更新されるため、長い間使い続けるためには、定期的にコードを更新する必要があることにご注意ください。Blu-rayの機能を永続的に使うには、開発を支援するために永久ライセンス(有料)を購入するオプションがあります。
MakeMKVの公認コードが更新されない場合はどうするか
MakeMKVの公認コードが更新されないことがよくあります。この場合にあったら、最新の公認コードが更新されるのを待つしかありません。急用の時には、有料の製品版を購入することでもライセンスを入手することをおすすめします。
まとめ
以上は、MakeMKV Beta Keyの取得または更新、DVDとブルーレイをMKVにリッピングする方法などについて解説しました。DVDやブルーレイを大量保有する、そしてディスクの内容をデジタル化したい方々には、「MakeMKV」は実用のソフトとなります。もし、最新のDVDとBlu-rayのコピーガードに対応できるソフトを選びたい、MKV以外の形式に変換したい場合、「VideoByte BD-DVD リッピング」をお使いください。市販・レンタルのDVDとブルーレイも対応し、無損失でブルーレイ・DVDを各種の動画/音声形式に変換できます。