現在、動画が主流となり、パソコンにたくさんのビデオが保存されるようになっています。そのため、これらの動画をブルーレイなどに書き込んで保存したいというユーザーが増えています。
このような場合、動画のオーサリングやDVDの書き込みができるソフトウェア「Power2Go」を使うことができます。しかし、初心者にとっては、使い方がわかりにくいかもしれません。
この記事では、初心者向けに「Power2Go」の基本的な使い方をわかりやすく解説します。また、「Power2Go」でブルーレイへの書き込みがうまくいかない場合やエラーが発生する場合には、代わりに使えるオススメのソフトも紹介します。
CyberLink Power2Goでメディアをブルーレイに焼く・書き込む方法
「Power2Go」は、「Power2Go 8」や「Power2Go 13」などのバッジョンがあります。本文では、公式サイトでリリースされた最新版「Power2Go 13」を例にして、メディアをブルーレイに焼く・書き込む方法をご紹介いたします。無料試用版はありますが、利用可能の機能が制限されているようです。
ステップ1、「Power2Go 13」を実行して、書き込むディスクをセットします。
ステップ2、「ビデオ ディスク」を選択し、下部から書き込みに使用するディスクタイプをクリックします。ブルーレイに書き込みたいなら、「ブルーレイ ディスク」を選択してください。

ステップ3、 次に、作成する画面が出てきます。「追加」ボタンをクリックするか、動画ファイルをドラッグ&ドロップすることでブルーレイディスクに焼きたい動画をソフトにインポートします。

ヒント
上にある「メニュー基本設定」や「ディスクの基本設定」をクリックして、お気に入りのメニューテンプレートをダウンロードして選択したり、ブルーレイディスクのサイズと動画の画質を設定したりすることが可能です。
ステップ4、 すべての設定が完了したら、右下の「書き込み」をクリックします。ボリュームラベルを設定してから、「ディスクに書き込む」にチェックを入れてください。最後に、「書き込み開始」をクリックします。

一見すると、ビデオファイルをブルーレイに書き込むのは簡単な3ステップで済むように見えますが、実際に使ってみると、設定が少し多く、手間がかかると感じることもあります。それに、「無音状態になることがある」、「不具合が多い」といった問題も報告されています。

「代わりソフト」Power2Goでブルーレイに書き込む失敗?VideoByte DVD作成をオススメ!
「Power2Go 13」の最新バージョンがリリースされたのは、もう5年前のことです。それ以来、かなりの時間が経過しており、更新がほとんど行われていないようです。使用する際に動作が遅く、DVDの書き込みに非常に時間がかかることがあります。時にはブルーレイへの書き込みが失敗することもあります。
そこで、より安定して高速に動作し、動画や写真からBlu-rayディスクをスムーズに作成できる「VideoByte DVD作成」をおすすめします。DVDやブルーレイ両方とも対応している最高のオーサリングソフトとして、最新のWindows10/11やMacに対応済み、またインターフェースが簡潔なので初心者でも簡単にMP4などの動画をBDMVに書き込むことができます。
「VideoByte DVD作成」は、DVD書き込みやオーサリングに加え、メニュー付きの作成、字幕や音声トラックの追加・切替、不要部分のカットや再編集など、便利な動画編集機能を搭載しています。さらに、DVD・ブルーレイのオーサリング時には、メニューテンプレートの選択や出力画質の設定、ディスクタイプ(片面一層式または片面二層式)の選択も可能です。無料体験版も提供されていますので、ぜひお試しください。

MP4、MOV、AVIなどの動画を高画質でBD・DVDディスク/フォルダ/ISOファイルに書き込めるソフト
- あらゆる動画ファイルをBD・DVDに焼ける
- 強力的な動画編集機能を搭載
- DVDメニューをカスタマイズ
- ライブプレビュー機能搭載
対応OS:Windows 11/10/8/7/XP/Vista/MacOS 10.7から
「VideoByte DVD 作成」はDVD作成機能以外、充実な機能が満載!
- ほぼあらゆる種類の動画ファイルをブルーレイに簡単に焼く
- あらゆる動画を家庭用プレーヤーで再生できるようにブルーレイに書き込める
- よく利用されているDVD-5/DVD-9、BD-25/BD-50に対応している
- 動画の輝度、コントラスト、色相、ボリューム、飽和度などを自由に調整可能
- 音声の吹き替えや外部字幕の追加、チャプターの結合/分割など編集機能が備わる
- 3D動画、解像度の高い動画(720P、1080P、4K)を元画質を保ったままブルーレイに書き込める
- 安定かつ高速で動画ブルーレイディスクに書き込める
- シンプルなUI設計、簡単な操作方法で初心者でもすぐ使いこなせる
- 無料お試し期間で強力なDVD書き込み機能を体験できる
VideoByte DVD作成で動画をブルーレイに書き込む操作手順
初心者にも扱いやすいブルーレイディスク作成ソフトなので、操作はとてもシンプルです。次に、誰でも簡単に理解できる使い方を説明します。
ステップ1、VideoByte DVD 作成を起動
「VideoByte DVD作成」」をダウンロード・インストールして、ソフトを起動します。そうしたら、画面は以下のように表示されます。ブルーレイを焼く場合には、「ブルーレイディスク」モードを選択してください。

ステップ2、動画ファイルをソフトに追加
ソフト画面の「メディアファイルを追加」をクリックして、書き込み・オーサリングしたい動画を追加します。また、この画面で、個人の必要に応じて、片面1層か片面2層を選択、ビデオ画質を調整できます。

ステップ3、字幕やオーディオトラックを追加
字幕、音声の吹き替えをしたいなら、「オーディオ」と「字幕」機能を利用してください。「オーディオ追加&編集」機能では、オーディオを追加できます。そのほか、音量、ディレイや言語を変更することもできます。

ステップ4、メニューとバックグラウンドミュージックを作成
ブルーレイメニューの作成画面に入って、画面の右側には、たくさんのテンプレートが無料で提供されているので、お好みによって自由に利用可能です。そのほか、ブルーレイ動画にバックグラウンドを追加・変えること、オープニングを追加することができます。メニュー画面が不要の場合には右下の「メニューなし」をクリックしてください。そして、「プレビュー」をクリックして、動画をチェックすることが可能です。問題がないなら、「焼く」をクリックしてください。

ステップ5、ブルーレイを焼く
以上の操作が終わった後、設定画面に入ります。この画面では、保存先、コピー回数、再生モードなどを設定できます。そして、「開始」ボタンを押したら、ブルーレイの書き込み・オーサリングが完了しました。

エクストラステップ:動画を編集
「強力ツール」での「ビデオ編集」を押すと、動画の編集ウインドウが表示されます。この画面では、動画をカット、回転したり、動画内にウォーターマークを入れたりすることができます。また、ご自身の必要に応じて、色相、コントラスト、飽和度、ボリュームなどを調整することで効果をあげます。編集が終わったら、をクリックしてメイン画面に戻ります。

以上は、「VideoByte DVD作成」お使って動画をブルーレイに書き込むすべての手順です。見た通りに、ブルーレイ作成の設定オプションが豊富で、設定方法と使い方が予想より簡単で、初心者でも手軽に使えます。ビデオファイルをブルーレイディスクに書き込むだけでなく、動画をISOファイルに作成することもできます。
是非ともソフトウェアをダウンロードして、無料お試し版で強力なDVD書き込み機能を体験してみてください!
豆知識:CyberLink Power2Goとは?
開発元 | サイバーリンク |
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最新版 | 13 / 2019年7月16日 (5年前) |
対応OS | Microsoft Windows |
種別 | ライティングソフトウェア |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | https://jp.cyberlink.com/products/power2go-platinum/features_ja_JP.html |
Power2Go(パワーツーゴー)は、サイバーリンクが開発・発売しているライティングソフトウェアであります。バージョン 8以降、Essential版が提供されています。内容としては最上位エディションの体験版ですが、試用期間終了後もディスクのコピー、ファイルの書き込み、音楽CDの作成などの基本機能は無期限で使用し続けることができます。
CyberLink Power2Goの主な機能
純粋なディスクへのデータ書き込み機能以外にも、音楽編集、オーサリング、動画変換、バックアップに関連する機能を搭載した統合ソフトウェアであります。
• 仮想ドライブとして、ISOイメージファイルなどをマウントして使用できる
• DVDやBlu-rayのオーサリング時にメニューを作成でき、それに使用するBGMや写真の素材も内蔵している。
• 動画をカットしたり簡単な編集。
• ディスク容量に合わせて動画の画質や解像度を自動調整
• オーディオファイルをカットしたり、音量を調整
• Windowsシステムのバックアップを行い、DVD-RやUSBメモリにリカバリーディスクを作成
おまけ:メディアをブルーレイに書き込むのが遅い原因は?解決策はありますか?
ブルーレイディスクへのデータ書き込みが思ったより時間がかかる場合、主に以下の要因が考えられます。日常生活で遭遇しやすい状況を踏まえつつ、具体的な対処法をご説明します。
物理的要因
• 対応規格不一致:古いブルーレイドライブが最新規格のメディアに対応していない
• メディア品質問題:粗悪品/経年劣化ディスクの使用で書き込み速度が低下
例:USBコネクタの電力供給不足で外付けドライブが低速動作
作業環境の問題
• マルチタスク負荷:動画変換作業と同時に書き込みを実行している
• 仮想メモリ不足:8GB以下のメモリで大容量ファイルを処理している場合
改善策として効果的な7つのアプローチ:
1. メディア互換性確認:ドライブ公式サイトで対応メディアリストを照合
2. ファームウェア更新:パナソニックやパイオニア等メーカー提供の最新版を適用
3. 専用書き込みソフト利用:「CyberLink Power2Go」より「VideoByte DVD作成 」が高速処理可能
4. 書き込み速度手動設定:自動検出ではなくメディア定格速度の80%程度に調整
5. USB接続最適化:Type-C→USB3.2 Gen2アダプタを使用し転送速度改善
6. ディスクフォーマット変更:UDF形式よりISO9660形式の方が処理が早い場合あり
7. ハードウェア強化:内蔵ドライブの場合はSATAケーブルの交換で通信品質向上
特に重要なのは「メディアとドライブの世代整合性チェック」です。例えば2023年発売のVerbatim BD-R 100GBメディアを使う場合、少なくとも2018年以降に製造されたドライブが必要です。家電量販店で購入時、パッケージ記載の「対応ドライブ機種一覧」を必ず確認しましょう。
ブルーレイディスク作成についてよくある質問
Power2Goのバッファオーバーフローの脆弱性とは?
2011年12月12日、JPCERT/CCとIPAは、Power2Go 8およびそれ以前にはバッファオーバーフローの脆弱性が存在することを公表した。また、本脆弱性を使用した攻撃コードがすでに公開されていると注意喚起を行った。
サイバーリンクからは本件に対する修正パッチ等が配布されていないため、当該製品を使わないようにすること以外に根本的な対策方法は存在しません。ここでは、より安全な「VideoByte DVD作成」を利用するのがオススメです。
ブルーレイディスクにデータの書き込みが遅いのですが、改善する方法はありますか?
書き込み速度が遅い場合、メディアの品質やドライバの互換性、システム設定などが影響している可能性があります。具体的な改善策として、メディア互換性の確認やファームウェアの更新、専用書き込みソフトの利用などが考えられます。
まとめ
この記事では、「CyberLink Power2Go」を使用してブルーレイディスクにメディアファイルを書き込む方法を詳しく説明しました。また、「Power2Go」での書き込みに問題がある場合には、代わりに使用できる「VideoByte DVD作成」を紹介しました。「VideoByte DVD作成」は、初心者でも簡単に使えるインターフェースを持ち、高速かつ安定したパフォーマンスを提供します。多機能な編集ツールや豊富なメニューテンプレートも魅力的です。
「VideoByte DVD作成」は無料試用版を提供されているので、ご興味、ご要望がある方々はぜひ、ソフトウェアをダウンロードしてお試しください!