【2023最新】超実用!無料でブルーレイ(Blu-Ray)を圧縮するフリーソフトと方法
- 鈴川 霧
- 2023-08-07
ブルーレイ コピー
ブルーレイディスクは高画質の映像データをたっぷり記録する反面、そのファイルサイズもDVDに比べて大きいです。そこで、容量を節約するために手元のブルーレイのデータをできるだけ軽くしたいと考えている方も多いでしょう。今回はBlu-ray圧縮フリーソフトを活用して、50GB(片面2層)のブルーレイを25GB(片面1層)まで簡単に圧縮できる専門的なソフトの使い方を紹介します。市販・レンタルのブルーレイ(BDMV)さえも簡単に圧縮できるソフトを探している場合にはぜひ参考にしてください。
ブルーレイの圧縮について
ブルーレイ圧縮フリーソフトTop1、「VideoByte ブルーレイ コピー」
「VideoByte ブルーレイ コピー 」とは市販・レンタル・録画したBlu-RayをBDディスク・BDフォルダ・ISOイメージファイルにコピーして保存できるソフトです。最新のコピーガードでも解除できる強力なコピー機能だけでなく、BD-50をBD-25に圧縮する便利なBD圧縮機能も搭載してます。強力なコピーソフトとして、数多くのユーザー様に愛用されています。ソフトの特徴を確認しながら、下記の操作手順を参考にして、ブルーレイを片面2層から1層まで圧縮してみましょう。
対応OS | Windows 10/8/7/Vista/XP (SP2 以降) |
コピーガード解除 | AACS、CSS、Cinavia、ROM Mark、BD+、リージョンコードなど |
入力形式 | Blu-rayディスク、Blu-ray フォルダ、Blu-ray ISOファイル |
出力形式 | BDディスク(BD-50・BD-25)、BDフォルダー(VIDEO_TSフォルダ)、ISOイメージファイル |
日本語対応 | ○ |
使いやすさ | ★★★★★ |
「VideoByte ブルーレイ コピー」の特徴
・BD-50(片面二層)からBD-25(片面一層)への圧縮に対応
・直感的なインターフェースで初心者も使いやすい
・市販・レンタル・録画のブルーレイ(BDMV)のコピー・圧縮にも対応
・AACS、CSS、Cinaviaを始めとして最新のコピーガードも解除できる
・ブルーレイディスク向けの書き込み機能も搭載
・BD映像データの高品質を維持しながらコピー・圧縮できる
・字幕・音声トラックの編集・追加・削除に対応
・制限付きの無料お試し版をダウンロードできる
「VideoByte ブルーレイ コピー」で圧縮する手順
ステップ1、ブルーレイディスク/フォルダ/ISOファイルを追加
BD圧縮ソフトを起動する前に、圧縮したいBDディスクをブルーレイに対応するドライバーに入れてから、そのドライバーをPCに繋がってください。
次にインストール済みの「VideoByte ブルーレイ コピー 」を実行し、「ファイル」>「ブルーレイディスクをロードする」の順に押して、ソースディスクのデータを読み込みます。もちろん、BDディスクだけではなく、Blu-ray フォルダ、ブルーレイのISOイメージファイルもこれでソフトに読み込めます。
ステップ2、三つのコピーモードから選択
ソフトは 「フルディスク」、「メインコピー」、「クローン」 3つのコピーモードを搭載していますので、圧縮したい映像データによって選択してください。
ステップ3、圧縮品質と出力形式を指定する
BD-50をBD-25に圧縮する場合、 コピーモードの「ターゲットサイズ」 を 「BD-25」 にしてください。次に「ターゲット」 を設定し、出力形式を 「ブルーレイディスク」 、 「ISOファイル」 または 「ブルーレイフォルダ」 にしてください。
ステップ4、ブルーレイ圧縮を実行
最後に「次へ」 を押せば、ブルーレイの圧縮は始まります。
*新しいブルーレイディスクをコピーしたい場合、ソフトのガイドに従って空白の書き込み対応のブルーレイディスクをBD向けのドライバーに入れて、パソコンに接続してください。
ブルーレイ圧縮フリーソフトTop2、HandBrake
「HandBrake」は、DVDやBDをMP4/MKV/M4Vに圧縮して変換できるフリーソフトです。海外製ですが、日本語化と日本語版の配布が行われています。完全無料の形式変換ソフトとして有名ですが、コピーガードが付いているブルーレイの圧縮には対応しない同時に、ブルーレイの映像データはパソコンやスマホなどのデバイスで再生するためによく使われる動画・音声フォーマットに変換されます。現在市販・レンタルのブルーレイ(BDMV)はほとんどコピーガード付きのタイプですので、自作BDの圧縮のみ対応するとも言えます。
対応OS | Windwos |
コピーガード解除 | 対応しない |
入力形式 | Blu-ray メディア、Blu-ray イメージ |
出力形式 | MKV, M4V, MP4, MP3, AAC, AC3 |
日本語対応 | ○ |
使いやすさ | ★★★★ |
HandBrakeでブルーレイを圧縮する手順
ステップ1、HandBrake 日本語版をインストールする
「HandBrake 日本語版」からHandBrakeをダウンロード・インストールしておきます。
ステップ2、ブルーレイを読み込む
ツールバーの 「変換元」 ボタンをクリックして圧縮したいブルーレイを読み込みます。
ステップ3、保存先と出力形式を設定する
「保存先」 の右側の 「選択」 ボタンをクリックして、圧縮後の動画ファイルの保存先とファイル名を設定します。次に「出力設定」 を通じて出力ファイルの形式を選択します。
ステップ4、変換後のファイルサイズを指定する
ソフト画面での「動画」 タブを押してください。ここで変換後の動画品質とファイルサイズを指定できます。スライダーを左に動かせば、ファイルサイズは小さくなります。ただし、あまり圧縮しすぎると、動きの激しい動画を再生する時にもたつくことがありますのでご注意ください。
無料形式変換の定番ソフトとして大人気がありますが、コピーガードに対応しない上に、動画形式変換によって画質が劣る可能性が高いため、ほとんどコピーガードが掛かっているブルーレイディスクの高品質の映像データを圧縮する場合にはあまり役に立たないようです。
そして、日本語対応といっても、実は最新バージョンは日本語未対応で日本語化が遅れる場合が多いです。そのため、もしコピーガードを解除できるし、映像の高画質も維持できるBlu-ray圧縮ソフトを探している場合、やはり上記の「VideoByte ブルーレイ コピー 」を利用することをお勧めします。
ブルーレイ圧縮フリーソフトTop3、BD Rebuilder
海外製のブルーレイディスク圧縮フリーソフトとして「BD Rebuilder」はあまり有名ではないタイプですが、BD50(片面2層)をBD25(片面1層)へ圧縮できるし、Blu-rayをDVDに圧縮することにも対応し、専門的なBD圧縮ソフトです。
でも、直接ブルーレイディスクをほかのブルーレイディスクにコピーする機能を搭載していないため、圧縮されたBlu-rayメディアはBDフォルダー・ISOイメージファイルで保存されます。その映像データをほかのブルーレイに書きたい場合、別途でBD向けの書き込みソフトが必要です。そのほか、海外製のソフトとして日本語にほとんど対応しない同時に、コピーガード付きのBD圧縮にも対応しません。
対応OS | Windwos |
コピーガード解除 | 対応しない |
入力形式 | ブルーレイディスク、ブルーレイフォルダ |
出力形式 | BD/DVDフォルダー、ISOイメージファイル |
日本語対応 | × |
使いやすさ | ★★★ |
BD Rebuilderでブルーレイを圧縮する手順
英語のみの海外製ソフトとして、ソフトを利用する前に、PCのシステムローカルを日本語から英語に変更して再起動する必要がります。
ステップ1、ソフトを起動
BD Rebuilderを実行し、「Source Path」(ソース)で圧縮したいブルーレイメディアを選び、そのデータをソフトに読み込みます。次に「Working Path」で圧縮されたBDデータの保存先を選択します。
ステップ2、ターゲットサイズを設定
次に「Settings」>「Options」をクリックして、圧縮したいBlu-rayを「Target Size BD-25」に選択します。
ステップ3、オーディオ・字幕を設定
メニュー「Settings」の「Setup」をクリックして、BD映像データの言語(音声トラック)・字幕なども設定できます。
ステッププ4、バックアップ(BD圧縮)を開始
「Stream」でBD映像データから字幕・音声トラックまで確認した後、最下部の「Backup」を押してください。これでブルーレイの圧縮が始まり、圧縮済みのBlu-rayメディアは指定した保存先に出力します。
便利なブルーレイ圧縮フリーソフトですが、機能面での制限があまりにも多いですので、コピーガード解除に対応し、日本語にも対応し、更新頻度も高いBD圧縮ソフトを選択する場合にはやはり上記の「VideoByte ブルーレイ コピー 」を選んでください。
ブルーレイ圧縮フリーソフトTop4、BDtoAVCHD
便利な「BDtoAVCHD」はBlu-rayディスクの映像データをBD50からBD25へ圧縮・コピーできるWindows用フリーソフトです。海外製の英語ソフトとして日本語化ファイルをインストールしておくと日本語の表記で利用できます。BD書き込みに対応しないため、ほかのBD書き込みソフトで圧縮されたBDデータをブルーレイディスクに焼く必要があります。
対応OS | Windwos |
コピーガード解除 | 対応しない |
入力形式 | ブルーレイディスク・ブルーレイフォルダ |
出力形式 | 「BDMV」「CERTIFICATE」二つのフォルダ |
日本語対応 | ○ |
使いやすさ | ★★★ |
BDtoAVCHDでブルーレイを圧縮する手順
ステップ1、ソフトの初期設定を行う
インストール済みのBDtoAVCHDを起動し、「Options」の「Settings」を押して、圧縮されたブルーレイデータの保存先を選択します。
「Output Folder」で圧縮されたデータの出力先を指定してください。次に「Preferred Audio Language」(デフォルトの音声言語)と「Preferred Subtitle Language」(デフォルトの字幕言語)を「jpn(Japanese)」にします。これで圧縮後は日本語吹き替え版の音声と字幕が保存されます。左下の「Save」を押して設定を保存してください。
ステップ2、Blu-rayメデイアを読み込み
ソフトの最初画面に戻り、右上の「Open BD Folder」をクリックして、圧縮したいブルーレイディスクの映像データを選び、BDの読み込みを始めます。
ステップ3、ブルーレイの圧縮設定
読み込みが完了すると、「Audio」と「Subtitles」をそれぞれ日本語(Japanese)にして、そして「Target Media」を「BD-25」にしましょう。次に「Speed vs. Quality」を設定し、「Fast」の圧縮速度は速いですが圧縮後の映像の品質が若干悪くなります。「Slow」は映像の品質を最大限まで維持できますがブルーレイの圧縮速度が遅いです。
ステップ4、ブルーレイ圧縮を開始
ビデオの音声ビットレートをスキャンし、そして「Start Jobs」を押してブルーレイの圧縮を始めましょう。フリーソフトのBD圧縮は時間がかかり、数時間ぐらいさえも消耗します。下部の黄色いバーでその進捗状況を確認できます。
圧縮が完了した後、保存先にアクセスして圧縮後のBDデータを確認しましょう。もし圧縮したBDデータをほかのブルーレイディスクに書き込みたい場合、Power2GoやImgBurnなどのサードパーティ製ソフトウェアを使用する必要があります。
日本語化ができても、所詮海外製のソフトですので、日本語の関連記事が少ないし、公式サイトさえも英語ばかりです。Blu-Ray圧縮フリーソフトとして機能制限が多くて、日本のコピーガード解除に対応しない同時に、出力形式は「BDMV」「CERTIFICATE」二種類のフォルダに限られてBDの圧縮も非常に時間がかかり、BD書き込み機能も搭載していません。
もし公式サイトさえも日本語に対応し、豊富なコピーモードを搭載し、日本語の関連記事がたくさんあり、BDへの書き込みとBDコピーガードの解除に対応するBD圧縮ソフトを探している場合、BDtoAVCHDよりプロの「VideoByte ブルーレイ コピー 」を使いましょう。ちなみに、もしDVDを圧縮コピーしたい場合に、人気記事「DVD圧縮フリーソフトTOP 4!」を参考にしてください。
まとめ
これでブルーレイの映像データを片面2層から1層へ圧縮する方法を紹介しました。完全無料のブルーレイ圧縮フリーソフトでもありますが、Blu-Rayの様々なコピーガードによって圧縮できない場合がよくあります。そのほか、海外製のBD圧縮ソフトの中では日本語に対応しないタイプもありますので、英語が苦手な方にはおすすめしません。もしBDの初心者でも簡単に最新のコピーガードを解除してブルーレイのファイルサイズを圧縮できるタイプを探しているなら、専門的な「VideoByte ブルーレイ コピー 」の無料お試し版をダウンロードして、BD向けの強力なコピー機能と圧縮機能を体験してみることをおすすめします。